第13話 反動的な進歩の敵への対応策

 これまでは無能の特徴というか、その指摘をもとに罵倒を繰り返してきただけのような感がしなくもありませんけど、罵倒ばかりでも難ですから(罵倒ばかりでは、ね~苦笑)、対応策についても、かれこれ、考えてみましょう。


 基本的には、相手にしない。

 こういう手合いは、これまで述べてきたとおり、構ってもらうのが利益であるから、その構われ方が言葉であれ対面であれ、それが、利益なの。

 だから、構われないのが、相手にとっては一番の不利益であるというわけ。

 ということは、今こうしてかれこれ書いていること自体、相手に逆に利益を与えているのではないかと思われた方がいらっしゃるとするなら、それは確かに、正解の側面があります。

 つまり、用もないのにかまってやる必要はない、というより、構っていてはいけないというのが、一番の基本ポイントやね。


 しかし、相手との関係性においては、はいそうですねとその手が使えない場合だってあるわけよ。

 それこそ、これまで私が述べてきたような相手との関係性となってくれば、なおのことや。相手はむしろ、自分に対して上から、かかってくるわけでしょ。

 さっきのような一般論でどうにかなるわけじゃ、ないわな。

 こんな御仁の言いなりなんかなっていたら、人生、積んで舞うぞ、マジで。

 なんせ、「反動的な進歩の敵」と銘打たざるを得ないだけのことはあるわけで、そんな人間の戯言をありがたがって聞いていては、時代に合わないどころの騒ぎでは済まなくなるぞ。あとになってごめんでは、済まされんのだぞ!


 さあ、そういう場合はどうすればいいかというと、まずは、最低限の接触以上はしないこと。お互いむやみやたらにべたべたと接触してはダメ。相手はいいかもしれんが、こちらは確実にむしばまれるからね。肝心の相手さん、そういう意識がない(よく言えば善良なのだけど)からこそ、性質が非常に悪いからね。そこは要注意。

 しかしその一方で、こちらも、そんな相手を跳ね返して突き進んでいかねばならんわけであるから、今のままで良かろうはずがない。

 そこを突破するにはどうするか?


 まずは、外に自分の居場所と味方となる人を作ることよ。その内側には、どうせ期待に沿える人間なんてまずいねえんだから、ならば、外に求めていけばいいだけのことです。そうすることで、客観的な目を養うこと。

 次に、自らのレベルアップを図る。これなくして、脱出はできん。

 私の場合は、鍛錬として、思うところあってプロ野球関連の本を読み始めました。このおかげで、私自身の人生観も大いに形作られました。プロ野球のかつての偉人(当時はまだ存命の人も多かった)の言葉をしっかりと身に着けることで、人生観を養えましたよ。

 要は、「プロはなかよしこよしの集団じゃない。テメエが活きていくために、いかにすべきか」が、ポイントなの。


 なかよしこよしでキャッキャの小学校や女学校の運動会じゃねえんだよ!

 こちとら、大の男が人生をかけてやっておるのだ。

 こういうと、また、「女子供」的なものの言い方で、それこそ、女性蔑視の思想でもあるのかと言われそうだが、そんな次元の話をしておるわけじゃねえぞ。女子スポーツにしても、メンタル面では、むしろ男よりきついぐらいじゃねえか。


 とまあ、かれこれ書いて参ったが、とにかく、敵味方をきちんと分けて、自らの力をつけるための鍛錬をしていかなければいけねえのだ。


 押忍!

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