第112話・死霊神の力 後編
「称号って全部でどれだけあったっけ?一応もう一回鑑定してみるか」
称号
【魔物の殺戮者】【死霊の殺戮者】【元人間】【死霊の支配者】【英雄】【漆黒竜殺し】【ダンジョンマスター】【魔人の天敵】【悪魔の天敵】【超戦力過剰保有者】【トラブルクラッシュー】【勇者のライバル】【次元渡航者】【邪竜殺し】【蘇生者】【神殺し】【神へと至りし者】【死霊神】
「うん。凄い数だな。全部でいくつだ、えっと18個か。多いな、まあ一つずつ上から順番に鑑定していきますか」
称号【魔物の殺戮者】
魔物を殺戮した者に与えられる称号。
魔物から恐れられるようになり、貴方を見た瞬間に基本的な魔物は一目散に逃げだすようになる。
魔物に与えるダメージが倍に上昇する。
「お前。与えるダメージ倍って、これ以上にダメージ上げてどうする?というか一目散に逃げだすって凄いな、まあ殺戮者だもんな、そりゃ逃げ出すか」
称号【死霊の殺戮者】
死霊を殺戮した者に与えられる称号。
死霊から好かれるようになり。死霊が擦り寄って来る可能性が上がる。死霊から受けるダメージがゼロになる。
「うん。魔物の殺戮者と同じ系統かと思ったら結構違ってて驚きや。まあでも何だろう死霊って中々に特殊な存在だし分かる気はする。後死霊から受けるダメージがゼロになっても。元々ほとんどの攻撃が無効化させれるから意味がない気もするのだが。・・・・・うん、気にしないでおこう」
称号【元人間】
元々人間であった者に与えられる称号。
種族がいくら変わろうと人間の心は持ち続けられる。
「称号が悲しいな。まあでもこの称号があるから俺は人の心を持ち続けられるって考えたらありがたい称号だな、つか逆に言えばこの称号無かった俺人間の心を失ってるってことか?怖すぎやろ」
称号【死霊の支配者】
死霊を支配する者に与えられる称号。
支配している死霊の能力が上昇する。死霊を支配しやすくなる。死霊に好かれやすくなる。死霊が自然と寄って来る。
「これは。まあ普通に良い称号ですな。つか死霊が寄ってくるって何それ怖、いやまあ、俺死霊の神やけどさ」
称号【英雄】
英雄的行動をし、一定以上の存在に英雄と認識されることにより与えられる称号。
英雄的行動をすると賞賛されやすくなる。人に好かれやすくなる。
「普通に良さげな称号ですな」
称号【漆黒竜殺し】
全てを漆黒に塗りつぶす、最凶と名高い竜の中の竜・漆黒竜を殺した者に与えられる称号。
竜に畏怖される。一部の例外を除き竜が自ら跪くようになる。
漆黒竜の持つ漆黒の力を自由自在に扱えるようになる。
「わお、中々に凄いな。つか漆黒の力を扱えるようになるって、あの俺が邪竜を殺す時に使ったあれか?あれだよな。うん。あの力を自由自在に使えるってヤバくね?メッチャ強くね?少し試しみるか」
「漆黒よ塗り潰せ」
俺はそう言って適当に地面に漆黒の力で塗り潰してみる。
まあ、予想通りまっ黒な漆黒色に地面が染まる。
前の俺であれば、この漆黒を操れなかったが今の俺ならば出来ると信じて、取り敢えず範囲を狭めろと念じてみる。
すると見る見るうちに縮小して範囲が狭まった。
じゃあ反対にとより大きく広がれと念じると。凄い速度で広がっていく。最後に消えろと念じたら漆黒は跡形もなく消えた。
「うん。完璧に操れていますね。これは凄いな。さてと一応確認は終わったし、称号の確認再開させますか」
称号【ダンジョンマスター】
ダンジョンマスターに与えられる称号。
ダンジョンマスター同士が分かるようになる。
「なるほどね。ダンジョンマスター同士が分かるか。これは中々面白そうだな。いつかダンジョンマスター探しでもやってみるか」
称号【魔人の天敵】
魔人を何体も殺し、魔人達に天敵認定されると与えられる称号。
魔人が恐れ、近寄ってこなくなるというか逃げる。
魔人に対して与えるダメージが上昇する。魔人によって与えられるダメージが軽減する。
「なるほどね。まあ可もなく不可もなくみたいな称号だな。つか俺魔人から天敵認定されてるんやな。知らんかったわ。草」
称号【悪魔の天敵】
悪魔をかなりの数殺し、悪魔達に天敵認定されると与えられる称号。
悪魔が恐れ、近寄ってこなくなるというか逃げる。
悪魔に対して与えるダメージが上昇する。悪魔によって与えられるダメージが軽減する。
「うん、魔人の天敵と似たような効果ですな。つか俺悪魔達に天敵認定されているんやな。知らんかったわ」
称号【超戦力過剰保有者】
超過剰なまでに戦力を保有している者に与えられる称号。
国や組織から畏怖されやすくなる。
「まあ、確かに過剰に戦力を保有していますね。だって漆黒竜もとい神喰竜に四天王にその他デスキングやら千鬼死霊大行進やら剣スケルトンにリッチとかのダンジョンで作成した魔物とか。うん超過剰ですな。そりゃ畏怖されるわ」
称号【トラブルクラッシャー】
様々なトラブルを力技で解決させた者に与えられる称号。
トラブルに巻き込まれやすくなる。
「うん。確かに結構色んな問題を力技で解決してるけど中々に酷い称号だな。まあ俺は勇気みたいにスマートに物語の様に解決は無理という事で」
称号【勇者のライバル】
勇者にライバル認定された者に与えられる称号。
勇者と何だかんだで対決する。
「あ~、なんだろう、うんまあ確かにライバル認定されているな。うん。知らんけど。つか勇者と何だかんだで対決するって、これあの見習い勇者とのアレもこの称号が効果を発揮したんじゃ・・・・・・。知らんけど」
称号【次元渡航者】
次元を渡航した者に与えられる称号。
次元耐性が上昇する。次元魔法の才能が上がる。
「次元魔法って腐ってるな。俺闇系統魔法以外使えんからな、もったいないわ。まあしょうがないか」
称号【邪竜殺し】
邪竜を殺せし者に与えられる称号。
竜から感謝されやすくなり、竜へ与えるダメージが上昇する。
「うん。竜から感謝って凄いな、一体どれだけ邪竜が竜に嫌われてたんだか気になるな」
称号【蘇生者】
様々な生物を蘇らせた者に与えられる称号。
蘇生にかかる消費MPが減少する。
「うん。だから腐ってるって。俺死霊神で自由自在に死を操れるんだから意味ないやん。無駄称号なんよ」
称号【神殺し】
神を殺せし者に与えられる称号。
神の因子を獲得できる。
精神的・肉体的に成長し神の力に耐えれるようになる。
「おお、中々に凄いな。これのおかげで俺は死霊神になれたのか」
称号【神へと至りし者】
神に至った者に与えられる称号。
神界に出入りする権利を得られる。
神の権能を扱う権利を得られる。
「神界に出入りする権利って何か凄いな。つか神界って何だろう?ひたすらに興味がそそられますな。いやまあ、今はまだ行くつもりはないけど。後神の権限を扱う権利ってなるほどね。それで俺は神の権能とかいうスキルを手に入れたのか」
称号【死霊神】
死霊の神に与えられる称号。
現在死霊神は17柱存在する。
死霊神同士は互いの位置を把握することが出来る。ただし神力を一定消費する必要がある。
「死霊神って俺の他に16柱存在するんだな。多分その17柱の死霊神の中だと俺が最弱っぽいな。少しは鍛えていかないといけないかな。まあ合うかどうかは分からないけど」
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「さてと。一応これで称号は全部見終わったかな。そうなると一応のステータス確認は終わったという認識でいいかな。うん大丈夫だな。さてとじゃあ、今から元の世界に帰りますか」
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