第111話・死霊神の力 前編
「人のいないところに到着しました。主様」
「ありがとう。じゃあ早速この神となった力を確かめて行きますか。というわけで、じゃあ早速死霊神の詳細な情報についてみていきますか。ほいステータスオープン」
ステータス
名前・上野 泰斗 年齢・―― 種族・死霊神 レベル・―――
神スキル
【闇魔導神】【完璧なる死霊神の肉体】【神の権能・死】【神の権能・支配】
特殊スキル
【神殺竜降臨】【ダンジョンマスター】【千鬼死霊大行進】【変幻自在の弾々】
エクストラスキル
【常時闘魂戦闘精神】【自在変換・反転】【極眼】
スキル
【超神秘魔法】【超光魔法】【極天使降臨】
称号
【魔物の殺戮者】【死霊の殺戮者】【元人間】【死霊の支配者】【英雄】【漆黒竜殺し】【ダンジョンマスター】【魔人の天敵】【悪魔の天敵】【超戦力過剰保有者】【トラブルクラッシュー】【勇者のライバル】【次元渡航者】【邪竜殺し】【蘇生者】【神殺し】【神へと至りし者】【死霊神】
「何処からどう突っ込めばいいのか分からないわ。ボケ~~~~~~~~~~~~」
俺はせっかくなのでそう心の奥底から叫んだ。
「いや、マジで凄いなこのステータス。俺完璧に神になってるやん。そんでもって年齢とレベルが不明になっちゃたよ。え?何ですか神にはそういうの必要ないってことっすか?え?後スキルも凄い変化してるな。まあいくつか変わっていないものもあるけど。軒並み強化されているし。神スキルとか言う明らかにヤバそうなスキルが4つも増えてるし。これは俺もう世界最強の死霊神じゃないのか?知らんけど」
というわけでもう一回自分のステータスをよく見てみる。
「うん。本当に凄いステータスやな。まあいいや。一個ずつどんなものか確認をしていきますか」
種族・死霊神
種族効果
闇系統の魔法の威力が100倍になる。
一部の特殊な攻撃を除き全ての攻撃が無効化出来るようになる。
不眠不休で活動が可能となる。
寿命・年齢・レベルという概念がなくなる。
神殺しの力のこもった特殊な攻撃を受けて魂に傷がつかない限り肉体が破壊されようとも自由に蘇ることが出来る。
死霊系統・闇系統の魔物に無条件で好かれ尊敬され配下になろうとしてくる。
光系統の魔物に無条件で嫌われ憎まれる。
自分の眷族または配下の能力が大幅に上昇する。
自分の眷族または配下が特殊進化する確率が大幅に上昇する。
自分の眷族または配下が絶対服従となり何があっても裏切らなくなる。
自分の眷族または配下に対しての魔法による強化又は特殊強化等の恩恵が大幅に上昇する。
自分の眷族または配下の能力の一部を自分の能力に出来る。
自分の眷族または配下は意思と魔法を一部能力を共有できる。
自分の一度行ったことある世界であればノーリスクで自由に行き来きすることが出来るようになる。
信仰心を集めることにより自分を強化することが出来るようになる。
自分の指定した相手に加護を与えることが出来る。
神とその加護を受けし者、もしくは精神力の非常に高い王以外の全ての生命体を宣言することで支配できるようになる。
―――信仰心が不足しているために一部能力は解放されていません―――
「なるほどね。凄いねこれは。過ごすぎるよ。強いとか弱いとかそういうのを軽く超越してるね、まあ神だし、当たり前かな。後はまあ加護ってのが結構気になるな。取り敢えずこれは一通りの確認が終わってから出いいかな?さてとじゃあ次は神スキルについて確認していきますか」
神スキル【闇魔導神】
闇系統の魔法に対して圧倒的なまでの才能と努力を糧にひたすら鍛え上げたとしても、人の身では到底到達は不可能な領域まで踏み入れ、さらにその中でも王と呼ぶにふさわしきまでの力を手にした者が神の因子を手に入れ、神の領域に踏み込み、飛び越えて神の如き力を手に入れることにより獲得できる神のスキル。
スキル効果
闇系統の魔法を全種類自由自在に使えるようになる。
闇系統の魔法を使用した時の魔力消費が100分の1となる。
闇系統の魔法の威力が100倍になる。
闇系統以外の魔法の使用が不可能になる。
闇系統の魔法を使用する場合、その魔法に全て神殺しの力を宿すことが可能となる。
闇系統の魔法であれば、望むだけで新しい魔法を生み出すことが出来るようになる。
闇系統の魔法であれば自由自在に威力の調整が出来るようになる。
「これまた、凄いな。単純に能力が10倍に上がってる上に。魔法創造と神殺しとかいう恐ろしく物騒で心強い能力まで付与できるだなんて。後まあ威力の調整もなかなか嬉しいね。まあいいや取り敢えずせっかくだし。なんの手加減もせずに魔法を打って試してみるか。闇魔法・闇飛ばし・神殺し付与」
俺は適当にそう言って魔法を放った。
それは大きさで言えば数センチ程度であるにも関わらず恐ろしい威力と速度を持って、今現在いる森の中の木々を薙ぎ払い、いくつもの山に当たり、貫通してそのままどこかに消えていった。
「うん。凄いな。凄い過ぎるな。これが今の俺の魔法の威力か。うんヤバすぎるな、今の闇飛ばし、多分だが100万程度だったら簡単に連射できるぞ。それがあの威力って。多分大技を使ったら大陸が滅びそうだな。一切の冗談抜きで。そう考えると。この威力が自由に調整できる機能は凄くありがたいな。これを使えば下手に二次被害を出さずに済ませられそうだ。まあいいや。さてと、次のスキルを見ていきますか」
神スキル【完璧なる死霊神の肉体】
基本的には絶対に自ら肉体を鍛えるという行為をせず、後方からの支援がメインである死霊神が自ら肉体を鍛え、強敵との激しい肉弾戦を幾度となく行い、何度も四肢が抉れるほどの大けがを負い、それでもなお、鍛え続けることにより獲得できるスキル。
因みに死霊神という後方支援が基本の神でありながら肉弾戦を得意とする神とも互角に渡り合える化け物じみた肉体性能をこのスキルの効果で獲得することが出来る。
スキル効果
身体能力が異常という言葉が生温い程に上昇する。
魔力が異常に上昇する。
自分の体を自由に制御が出来るようになる。
王系統スキル・もしくは一部の特殊なスキルを除き、決してダメージを受けなくなる。
一部の特殊な攻撃を除き、受けた傷はすぐさま再生出来る。
一部の特殊な攻撃を除き、その攻撃を吸収・蓄積・放出することが出来る。
ありとあらゆる空間に適応出来る、マグマの中だろうが、深海だろうが、宇宙空間だろうが、神界だろうが、悪魔界だろうが、どんな場所でもすぐさま適応出来る。
「うん。これもまた。凄いな。つか身体能力どうなってんだろ。いや変に実験するのは止めておこう。マジで大陸が崩壊とか有り得そうで怖い。それにしてもこのスキルにも制御機能がついてたな。やっぱり神になって化け物じみた能力を手に入れてしまったからには、制御機能が無いと危ないという事かな?多分だけど。後まあありとあらゆる空間に適応出来るって、これ世界を渡る時にも対応出来るってことだな、後で千鬼死霊大行進使って物知りな眷族に聞こう。まあいいや。取り敢えず次だ次。サクサク確認をしていかんと」
神スキル【神の権能・死】
死を自由自在に司る事の出来る神の権能。
自分の望んだ存在を自由に蘇らせることも、寿命を延ばすことも。減らすことも。殺すことも。
自分と同格である神や。耐性能力の高い王以外のほぼ全ての存在の死を自由に操れる。
・・・・・・・・・
「ヤバいだろ。ヤバすぎて、ヤバすぎて。笑えて来るな。いやまあ無条件の蘇生に寿命操作って、多分俺世界を支配しろって言われたら凄く簡単に出来る自信あるぞ。つかこの流れで行くと、神の権能・支配も凄そうだな」
神スキル【神の権能・支配】
ありとあらゆる物を自在に支配出来る神の権能。
ただし。この権能を扱うにはまだ信仰心と支配力が足りていない為、使用は出来ません。
「こっちは使えなかったか。まあしょうがないな。でも信仰心と支配力があれば使えるようになるのか。支配力はよく分からんが信仰心は結構簡単に手に入れれそうだな。暇な時にでも俺の殺した光神の後を継ぐか。まあいいや。次のスキルを確認してこっと」
特殊スキル【神喰竜降臨】
全てを漆黒に塗りつぶす、最凶と名高い竜の中の竜・漆黒竜を降臨させるスキルで合ったが、その漆黒竜が神を殺し、また、神の血肉を喰らったため進化した為、スキルが変異し、漆黒竜から神喰竜降臨へと進化した超特殊なスキル。
一度降臨させれば、戻れと念じない限り降臨し続け、例え神喰竜が殺されたとしても魔力を消費するだけで再び降臨させることが可能である。
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ。流石にこれは笑うは。凄すぎるだろ、いや本当に凄すぎる。何だよ神喰竜って、いや流石俺の最強の切り札だ。これからも頼りにしてるぜ、つか驚いたけど、魔力消費で復活させられるんだな。俺の今の魔力ほぼ無限に近いレベルであるからな、実質デメリット無しやん。ヤバすぎだろ。さてとじゃあ次はエクストラスキルかな」
エクストラスキル【常時闘魂戦闘精神】
常に全力で戦闘する準備が整っている。
いついかなる時も、殺気や強者に反応して敵と戦うことの出来る精神を持っている。
強者と戦う時、普通は感じるであろう恐怖を感じず。向かっていき勝利しようとする強き精神を常に持てる。
このスキルを持つ者は戦いに愛され。強き者と戦える可能性が上がり。そして強き者と戦った際に生き残る又は勝てる可能性が大幅に上昇する。
「なるほどね。最後の効果が中々に壊れているな。まあ凄くありがたいな、さあ次だ次」
エクストラスキル【自在変換・反転】
ありとあらゆる全ての物を自由自在に反転させることが出来る。
一部例外あり。
「なるほどね。まあ便利になったな」
【極眼】
ありとあらゆる全てを極限まで見通すことの出来る眼が手に入る。
「なるほど。これまら良い感じで便利になりましたな。極限まで見通すって何かカッコイイな。さてとじゃあ、次は大量に存在する称号かな。これは中々鑑定に骨が折れそうだ」
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