初めまして、斑猫と申します。
興味深いお話だったので読みに来ました。
解ります。私も「ただただ貶められる末路が決まっているだけのキャラ」は書けません。しかし一方で主人公のデッドエンド直行が決まっているような外道展開丸出しのホラーを書き上げた事はあるんですね。謎です。因果応報で悪事を働いた者に罰を与えるみたいな話は書けるので尚更謎ですね……人間の愚かさとかそれによる悪行とかはある程度書けるんですが。
悪人悪役にもバックボーンがあって、それを考えちゃうというのも私もあります。
少し前にメイン連載(妖怪もの)を書いていて、主人公に悪さ(女装していたのを単なる女子だと思ってセクハラしようとした)しているキャラが出てきたんです。
性格的にもポジション的にも、所謂ざまぁ的作品では断罪されるようなキャラになってしまうと思ったんですね。
しかし実際には悪事は咎められて再教育されるものの、そのキャラが過度に貶められる事はありませんでした。というかライバルポジに収まりました。
クズキャラを作るというのは確かに難しいと思います。
長文&自分語り失礼しました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
斑猫様のエッセイはよく拝読させていただいております♪
当方も、主人公自身をクズキャラにしたり主人公のデッドエンドが決まっている物語を書くことは(評価はともかく)可能なんですよね……
なのに何故、ヘイトを買う為だけに存在するようなクズキャラは書けないのか。自分でも不思議です。
>しかし実際には悪事は咎められて再教育されるものの、そのキャラが過度に貶められる事はありませんでした。というかライバルポジに収まりました。
一般で出回る小説やアニメ、漫画だと、こういう展開はよくありますし、このようなキャラに思わぬ人気が出ることもありますね。
それこそ鬼滅の刃も、鬼にも可哀想な過去が……を毎回やってそれが絶大な人気につながっているような気もしますし。
でも、なろうなどのweb小説、特にざまぁ系ではそれが受けない(ように思える)。
鬼滅で受けているはずの壮絶な修行や努力や苦難、鬼の過去などのシーンが、何故かweb小説では一向に受けない。これもどういうことなんだろうなぁとよく思います。
そろそろなろうのこういう風潮は下火になってきて、正当に主人公が苦難を乗り越える物語が評価される時代がくる、と思いたいのですが。
こちらこそ脱線&長文失礼しました!
最近(いや、完結しましたね)流行りの鬼滅とかもあるように、それでいいんじゃないかなぁ……と思う身です。
正義漢の暴走の方がもっと腐っていると思う身でしてね。その無知な正義がどれだけの罪を犯すか、僕は知ったつもりになっているんですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
正義漢の暴走、確かにそういうキャラの方が厄介ですし、場合によっては本稿で触れたクズキャラよりもヘイトは買いやすいですね。
そして何故か自分、そういうキャラを好きになることがありますw Zガ〇ダムのカツとか、あの青臭さと暴走ぶりは嫌われまくってますが私はかなり好きだったり。