「ありえる」と「ありうる」どっちで読む?
※ 移転載しました:
https://kakuyomu.jp/works/16817330663922262667/episodes/16818023213584419268
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こんにちは、たてごと♪ です。
あかんですね。
例の『
つまり、あかんですね(
というわけで(どういうわけだ
たまーに聞かれる、
〝「あり得る」、{
ってお話。
まあつまり、「得る」って動詞の読み方なんですけれども。
実はこいつ、どんな場合に{
†
まず、語が活用するとき、〈変容の起こらない先頭部分〉を「
そして「得る」という
なので普通なら、こんな感じで活用します。
◦ 未然形:
◦ 連用形:
◦ 終止形:
◦ 連体形:
◦ 仮定形:
◦ 命令形:
下一段とは、五十音の{ア〜オ段}のうち{エ段}を指すもので、つまり下一段活用は〈活用形に{エ段}しか存在しないもの〉のことを指します。
だから実質的にエ段固定なので、〝変容してるのかしてないのかが見た目からは
なんにしても、このルールのかぎりでは{
{
じゃあ何で「
この下一段活用が、主として使われるのは「
一方で、文章を書く場合にはそのための文体というのがあって、これが「
今ではやや
◦ 未然形:
◦ 連用形:
◦ 終止形:
◦ 連体形:
◦
◦ 命令形:
下二段とは、五十音の{ア〜オ段}のうち{ウ段}と{エ段}を指すもので、つまり下二段活用は〈{ウ段}と{エ段}の二段で活用する〉活用形を指します。
ちなみに「
じゃあ仮定をしたい時にはどうすればいいんだ、ってなるんですけど、その場合には未然形を使います。
たとえば〝急がば回れ〟の[急が]って、未然形ですよね。
仮定形の形してても、仮定の文脈じゃなければ仮定表現じゃなくなるわけですね、解釈めんどくさいなあもう💢(
ところで下二段活用での終止形、{
{る}とか付きません。
でも〝我、大義
いないっすよね。
つまり、普段聞かれる「あり
んでもって実は、文語用であるはずの下二段活用を、口語用に引き継いだ特別な活用が、「得る」という
特に名前は付いてないんですが、強いて言えば「
それはまあ、こんな感じに活用します。
◦ 未然形:
◦ 連用形:
◦ 終止形:
◦ 連体形:
◦ 仮定形:
◦ 命令形:
普通の下二段活用との違いは、終止形に{る}が付くか付かないか、だけですね。
†
というわけで、普段聞かれる「得る」という
ただ、見ての通り下二段活用でも{
まとめると、
◦ 基本的にすべて{
◦ 次の三条件のどれかに該当する場合{
• 言いきりのとき
• 直後に体言が来るとき
• 仮定事象または過去事象を言うとき
という事にります。
つまり、{
たとえば「あり得ない」だと、[ない]という形容詞に対する連用修飾語になって、三条件には当てはまらなくなるので、{あり
逆に、{
〝読みに迷ったら{
というのが、ひとつの無難なポリシーになるでしょう。
まあ、あえて
そうするとあの、えっとほらその……なんというか〝虫が
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