ペンギン・ハイウェイ

 とても王道の甘酸っぱい青春モノであり、ボーイミーツガールであり、セカイ系である。

 ただ、王道の甘酸っぱい青春モノ、ボーイミーツガール、セカイ系を期待して見たら間違いなく裏切られる。

 主人公の少年は理論派の屁理屈屋だし、ガールとはすでに出会ってるし、セカイ通り越して宇宙規模だし。


 結局お姉さんの正体って不明ですよね。

 それが良いんだけど。

 最初は少年の空想の産物って考えてたけど、それいうと全部が空想ってことになっちゃうしなぁ。


 人が死なない物語で感動させるというのは大変難しく、それが出来ているというだけでこれは素晴らしい物語です。お姉さんともお別れですし。

 声優が蒼井優というのはこれ以上ない人選ですね。ちょいちょい声優らしからぬ声の出し方だったんで声優じゃねぇなとは思ってました。

 あとウチダくんの釘宮理恵はお子さんの性癖歪んじゃわない? 大丈夫?


 王道なんだけど、ちょっと外している感じが見て取れるのでとても好み。

 勉強になります。

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