#140字小説 7/21投稿分その2 第十集
17年間ナンパされた記憶はない。
貧相な体形。顔は並以下。陰気で鬱な私。
それが今日ナンパされたの!2回も!キミ可愛いねって!
モテ期?
思い切って散髪イメチェン。メイクもしたわ。自信をもって想い人に会うため。
「好きだ。ずっと気になってた。」告白された!
…という夢を見たの。 #140字小説
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「助さん格さん参りましょうか」
越後のちりめん問屋に扮して世間の悪を裁く。水戸の御老公。
些細な事件も見逃さない。武力の脅しにも屈しない。
こちらは最強のチートキャラが揃っているのだ!
左右に控える両雄。裏で支える忍びの者。
最後にうっかり八兵衛。…さてはコイツいらねえな? #140字小説
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「おお死んでしまうとは情けない。もう一度転生させてやろう」
神は言った。
「モフモフ…」
「またそれか」
「モフモフと仲良くしたい!」
「テイマーという職業があるが初心者には難…」
「僕テイマーになります!」
「では行け」
「テイム!」
しかしレベルが足りない。
…食べられた。 #140字小説
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走るのだ。走らねばならぬ。
空も飛べるが二足歩行。飛ぶのは禁止。
とんがり帽子。金色に輝くボディ。青紫の方じゃないよ!
両手からビームを発射。
主なパイロットのはレコア少尉。あとでヒロインのファ・ユイリィも乗るよ!
走れ!メタス! #140字小説
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酷い悪夢だ。悪夢が覚めてくれない。
部屋で。職場で。道端で。公園で。風呂やトイレの中でさえも。悪夢は俺を追いかけて離そうとしない。
一瞬たりとも心の休まる時は無かった。
「ママ…」小さな手が俺を追って来る。
「ママ…ママ…」どうか悪夢よ覚めてくれ!
「ママ…ママ…ママ…… #140字小説
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