第4話 A.E.G.I.S.

「よぉーこそ!A.E.G.I.S.イージスへ」

「私が説明係のアカリンだよ~!」


「てか、アカリ!知ってたんならアタシに教え

なさいよ!」

「探すのにどれだけ苦労したか…」


「シェリリン!佐野くんを探しだすという任務は、

あなたに課せられたもの、私達は手出しは出来ないわ、それにボスはあなたを試したのよ」


「まぁ…その結果、ほぼ誘拐に近い形になったけどね…」


「ウルサイ!見つけたんだからいいでしょ!」


「私もマスターも気配消すの大変だったのよ」


「えっマスター"も"って、まさか…!」


「さすが、佐野くん!そのまさかよ!

マスターもA.E.G.I.S.所属よ、それにうん~~と

偉い人」


「はは…そりゃそうか、あんなデカイマスター

普通いないよなぁ~~」


「佐野くん…少しこの世界についてお勉強しよっか🖤」

「お姉さんが優しく教えてア·ゲ·ル🖤」


「アカリ!アタシは少し休むわ…」


「分かったわ、"あの件"についての報告書出すように~」


「はぁー、めんどくさ……」


「まったく…」


「さ、気を取り直して、佐野くん!」


「はい!」


「この世には表と裏が必ず存在する…

佐野くんが住んでいる世界を私達は"ECLIPSE"エクリプスと呼んでいるわ。


「エク…リプ…ス…」


そして…私達が住むこの世界、まだ佐野くんは、

この部屋しか知らないと思うからまた案内するわね」


「近くにバーガーショップがあるんだけど、店員が超ハンサムで…」


「ごめんなさい…取り乱したわ…ゴホンッ!


この世界を私達は…そう…」


"ALTERNATIVE"オルタナティブと呼んでいる

わ…!」


「2つの世界は全く異なる歴史を歩んできたの」


「そして…この世界に来たからには、知るべき事があるわ、A.E.G.I.Sを設立したのも、佐野くんを呼んだのも、あるひとつの事件が関係しているの…」


「事件…ですか…」


「そう…約30万人もの命を奪った……」




D.E.S.T.R.O.Y.E.R.デストロイヤー計画…!」









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