第3話 金曜日の楽しみ

_金曜日の塾_


「行ってきます!」

今日もそう言って塾に向かう。

(やっぱり社会だるいなぁ)

そう思いながらも塾へ、急いで向かう。


「こんばんはー。」

そう言って教室に入ると、いつも通り先生達も返事をしてくれる。

・・・

(あれ…?何で今日もいるの!?)

何故か、国語担当の七瀬先生が居た。

「哀ちゃんこんばんは。」

七瀬先生はそう言った。

(えっ、下の名前呼び…てか、挨拶してくれた!)

私はボソッと、「こんばんは、。」

と言って、席へ着いた。


席に着いて私はぼーっとしていた。

心の中では、(何で国語担当の七瀬先生がいるのかな、、てか、何で急に下の名前で…)

そんなことを考えていた。


すると七瀬先生が近づいてきた。

そうして私に、

「今日から社会も担当するから宜しくね。」

そう言って、沢山の教材を渡してきた。

(おっつ、まじか…?七瀬先生が社会の担当!!?何で苦手な社会を…しかもこの教材の量絶対に鬼だろ)

心中で文句を言いながらも、教材を進めた。


1時間がたった。

(はぁ、終わんない。というか分からないし、もう疲れたしー、眠いしー)

目をぱちぱちさせていると、

「眠そうだね。」

と七瀬先生が近づいてきた。

私は例え七瀬先生がイケメンだとしても、あの教材の量にムカついていて、

「別に眠くないです。」と素っ気なく言った。

七瀬先生は、「眠くないの?笑」

と、顔を覗き込んで言ってきた。

(はっ!!?/// 何この人?!何で目、合わせようとするのさ…!)

「眠くないですっ!!」

そう言って私は勉強を再開した。

七瀬先生は、「そっ。」

と言ってどっか行ってしまった。

(今のは何だったの、?てか、やっぱり悔しいけどイケメンだな…)

そんなこんなで、今日の塾が終わった。


その日は家に帰り、さっさと寝た。


…to be continued…


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