第8話 辛い朝

ジリリリ!!と7時にセットした目覚まし時計が鳴って、

私は目覚まし時計を止める。


うぅ…眠い…。宿題がなんとか終わったけどもめちゃくちゃ眠過ぎる…。

てか私はベットで寝てないのか…勉強机に突っ伏して寝ちゃったのか…。そのせいで腰が痛い…。最悪だ。


椅子から離れ、姿勢を治すため伸びをすると身体から凄い音が鳴り出す。


いだだだっ…!! くぅ…。朝からつら過ぎ。休もうかなぁ。

でもお母さんは許してくれないし…。

………。

あっそうだ、これは私天才かもしれないな


私は急いでリビングに行って、体温計を持って寝室に戻る。

そして何故かあるマッチ棒を勉強机の引き出しから出す。


相生 雪「いざっ!参る!!」


体温計のスイッチを押して、マッチ棒を火を付け、近付ける。

すると、ピピピ!!!!と体温計がなる。


お母さんの寝室に行って、私はお母さんに「熱出た…」と言う。

お母さんは「えぇっ!?大丈夫…??」

雪「…うん。朝から辛くてもしかしたらって思って熱計ったら…。」

お母さん「何度なの…?見せなさい」

雪「……ん。」体温計見せる

お母さん「エラー吐いてるじゃない!!」

雪「ち…、違うよ!!辛いのは本当だよっ!!」

お母さん「元気じゃない。アンタ。」

雪「あっ…。」

終わった。これ。


この後こっぴどく怒られた。


くっそ…。あんなに怒らなくてもいいのにさ…。


いつも通りの格好で登校中。

しっかし…眠い…。


相生 雪「ふぁぁ〜…」大きな欠伸あくびをしながら歩いてると角から誰かにぶつかる。


中井 京真「いたた…。」尻もちを着く同時にメガネが外れる


相生 雪「いっった…!!」


中井 京真「っは、ご、ごめん!君、大丈夫か…!?」すぐ立ち上がって、私の方へ駆け寄って、手を差し出す


相生 雪「っ…大丈夫…。」手を借りて立ちあがる。


中井 京真「…ん?声に聞き覚えが…。まさか相生…か?」キョトンとする


相生 雪「…げっ。京真…くん。」ふいっと視線を逸らす。


中井 京真「…お前、メガネ無い方が可愛いぞ?」


は??何言ってんだこいつ。急にメガネ似合ってない発言やめて。てかメガネどこいった…??


相生 雪「…煩い。あとメガネを探して。」


中井 京真「お、おう…。」


一緒に探すも謎に時間かかり2人で遅刻して先生にめっちゃ怒られたのだった。







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