第7話 幸せな一時&止まない通知。

ドアを閉め、ベットにゴールインする私。


寝そべって、私はイヤホンをして推し君の歌声を聴く。


風呂場だから響いてて良かったけどやっぱイヤホンをして聴くのが1番いい!!耳が幸せ!


あぁぁ。幸せ…。今日いっぱいだるい事あったけど許しちゃう…。


推し君「はい、○○○と言う曲でした〜!みんなどうだったかな?」


コメ欄は私のも含め、歓喜の言葉で溢れていた。


はい、最高ですとも…。推し君しか勝たん。


推し君「よかった?嬉しい、ありがとう♪」ニコッと微笑む


は、何それ…堪らんってヤバいって。

スクショをしまくる私。


するとコメ欄に『今日のサムネめちゃめちゃ好き。』と書いてあった。


えへへ、嬉しい…。


推し君「あ、サムネ見てくれた??良いよね〜。概要欄にこのサムネのイラストを書いてくれた人のつったかたーを貼ってあるから、見てみてね。この人のイラスト、ほんと好きなんだよね。今、見てくれてるか分からないけど。いつもありがとうね〜!」


えっえっ…。嬉しい。めちゃめちゃ褒めてくれてる…。こんなに幸せなことないって。えぐい。今推し君に…推し君に…えへへ…!!


推し君「よーし、まだまだ歌うよ〜!」


コメ欄で曲名が飛び交う。


相生 雪「私も書こっと。」文字を打って送信。


推し君「あっその曲いいね。歌おっと」と私が言った曲を採用してくれた。


えっ!?歌ってくれるの!?私が1番好きな曲なんだけど!?


コメ欄も『おお、いいセンスしてる。』や『僕(私)も好き!!』と歓喜の言葉がチラチラと見える。


えへへ…。リスナーも好きな人いて良かった。めちゃめちゃいいよね…。○○。


推し君「~♪~♪」


んんっ…泣きそう。うれじぃ…うれじぃよぉ…!!


本当に推し君好き…!ずっと推すわ。


歌い終わると


推し君「おっと…もうこんな時間か。あとー。2曲で終わろうかな?」


気づいたら4時間経っていた。


はやいなぁ…時間経つのって。と私は痛感にした。

そして私の推し活も終わりを告げるってことも示していた


そしてコメ欄から2曲を選び、歌った。そして─


推し君「ありがとうー!リスナーさん!どうだったー?今回、歌枠したけど。」


コメ欄は大歓喜のコメで溢れかえった。


推し君「おぉ、ならよかったぁ~。またするかもしれない。明日もコラボするからお楽しみに!それじゃまったね〜」画面がエンディングに切り替わる。


明日も!?ライブあるってまじかぁ!!やった、まじ嬉しい…。けど無理して欲しくないもある…。


私の気持ちがグルグルしていると


『ぴろん』と通知が鳴り続ける携帯。

私が見るとつったかたーの通知が10件以上の推し君のリスナーからフォローされた通知だった。


推し君がさっき言ってくれたおかげですごいフォローがきてる…。「えっえっ凄い。通知が止まらない」描いてよかったなぁと安堵と喜びが込み上げてきた。


グゥ〜〜と鈍い音が鳴った。


あっ、ご飯も宿題も忘れてた。そりゃお腹空く訳だ…。直ぐ推し君の動画見たしね。必要な犠牲だった。うんうん。


…よし、ご飯食べて、宿題も頑張るか。本来の寝る時間は超えそうだけど。まぁ…いいか。


私は1階へ降りて、リビングへ向かった。


夜ご飯を食べて、気合い入れた雪は宿題に集中するが難しくてもっと寝る時間が短くなったのだった。

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