第4話 最高の昼休み時間…??
─昼休みの時間─
そう まさにこの時間帯は私の時間と言っても過言ではないっ!!
弁当箱をもって私は誰もこない屋上で推し活をする!!
はぁはぁ…。ふふふ…、だが私は考えた、
ここなら静かに食べれるし、推し君を眺めれる!最っ高な時間ではないか!!?
ふぅ…。前置きが長い。時間が刻々と進んでいるからな。私よ。
ベンチに座って、お弁当箱を開くとたこさんウィンナーに唐揚げに冷凍食品のスパゲッティー等詰めて合った。
ありがとう、お母さん。私の大好物ばかりだ。
心中でお礼をし、手を合わせる。
てか結局、午前の授業、彼奴とまわったんたけど…。なんなのアイツは。何回も断ってるのについてくるし…。私といても面白くないぞ。それに私はリアルの人に興味はない。2次元にしか興味はない。
さて、彼奴の事は忘れて推し君が出した、新曲を聴きながら、昼休みを満喫しよう。
ポケットからイヤホンを出して、音楽を聴きながらお弁当を食べる。
おぉ…。いい…。今回の新曲もなかなか…。
あっここからサビはいるのね。ああっ!いいね大好きだ…。
と私が上機嫌に昼休みを過ごしていると誰かに肩を叩かれる。
相生 雪「…?」音楽をとめ、イヤホンを取って、振り向くとそこには…。
中井 京真「よっ♪」微笑む。
相生 雪「……!!?!?」石化する。
何故…??なんでここに…??え…??
中井 京真「ん?おーい、相生さん?」私の身体を揺らす
相生 雪「っは」戻ってくる
中井 京真「あ、帰ってきたおかえり」微笑む
相生 雪「おかえり(ニコ)じゃない!!なんであなたは私の目の前に毎回現れるの!?」
中井 京真「だって教室にいたらさ落ち着いてご飯すら食べれんし騒がしいし。」
相生 雪「トイレがある」ジト目
中井 京真「便所飯は嫌!!」
相生 雪「はぁ…。」
結局は昼休みも、か…。てかよくここがわかったな。
中井 京真「まぁまぁため息つかないで。隣いいか?」
相生 雪「……ん。」
中井 京真「さんきゅ」座って、弁当箱を開いて食べる
相生 雪「……。」
次の場所考えなきゃなぁ…。他あったかな
中井 京真「いやぁやっぱ相生さんとおると楽だわ、静かだし。」
相生 雪「はいはい。それはよかったね。」
中井 京真「…やっぱ嫌?俺といるの。」
相生 雪「そりゃあね。」
推し君が見れないのが1番いや。今日はイラストも書こうとしてたのに…。
中井 京真「おおぅ、言うね。そっかぁ…」
相生 雪「んじゃ、行くね」弁当箱を袋中にしまい、ベンチから立つ。
中井 京真「なんでそんなに嫌なの、俺といるのが。」
相生 雪「基本、私は1人でいるのが好きだし、人間関係とかそーゆのがめんどくさい。」
中井 京真「ふーん…。」
相生 雪「だからもう私には関わらないでね」
後、推し活も出来ない。イラストも書けんし。
中井 京真「…分かった。」
相生 雪「んじゃ」屋上から立ち去る。
中井 京真「はぁ、ついやっちまった、仲良くなりたいな…。」
深いため息をして京真はベンチに座り、青く雲ひとつも無い空を見上げた。
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