第40話 20区②
携帯で写真を撮りだし、メロンは自己満足に
影響力を持ちすぎる人は国にとって危険だという認識もあるようだ。500年程前に、
その時は国が
クーデターを起こした人達は一瞬にして、死んだ。その時は何万人の軍勢が王の住んでいる城に襲撃したと聞いているから、不思議な話だ。
国王の城にたどり着く為には、3つの門を突破しなければ、王のいる城には、たどり着かない。
その人達は第1の門を突破したところで、全員心臓発作で亡くなったそうだ。
その噂が広がり、それ以降クーデターを企てた人達はいなくなった。この話を聞いた時、信じられなかった。
国は責められ、城中にまで入り込まれているのに、一瞬で人が亡くなるものだろうか……。誰かが作った話なのではないだろうかとさえ考えていた。
「美味しかったですね!」
一杯になったお腹をさすりながら、アンコは大満足したようだ。一方、アンコはなぜか食べ終わった後の
「すみません。釣りをしたいのですけど……」
アンコは食べ終わった食器を持って返却口にいき、ご馳走様でしたと感謝を伝えた後に、要望した。外の釣り堀では多くの魚が釣れるようだ。ぜひ俺も体験したい。
「今からですか? いいですよ!」
その後、俺へのパンチが嘘かのようにメロンはアンコと楽しそうにしていた。女は恐ろしいと改めて怖いと感じていた。
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