魔法のあるべき姿(2)

 魔法は、便利な道具。非現実を現実にしてくれる、夢のアイテム。しかし、一方では、魔法は人を堕落に導くと言うが、私はそうは思わない。

 使い方をきっちんと理解し、使い方を間違わなければいいだけのこと。魔法は人を幸せにするもの、魔法は人のためにある。決して戦いの道具ではない。人を守るものでないとならない、人を傷つけるものではない。

 本当に魔法が人を救えるか正直わからない。しかし、魔法は無限な可能性を秘めている、そこには夢やロマンがある。

 魔法はある意味嫌われる存在、恐ろしい存在。魔法は、使い方を謝れば悪にもなる。良い使い方をすれば幸せを呼ぶこともできる。即ち、使い方次第で善にも悪にもなる。

 私は、国民に魔法の存在を知ってもらい、国を相手に魔法のあるべき姿を話し合い、魔法が当たり前の世界にしたい。私の考えを押しつけるつもりはない。


 義務教育をしっかり受け、次のステップから魔法を学ぶ。大学に魔法学部を設置し、魔法大学を設立する。魔法の法律の制定、魔法省の設置、魔法士の国家試験、魔法警察。魔法使いを職業とし、職場環境を確立する。


 例えば、医師国家試験を受けるためには、大学の医学部や医大に入らなければならない。魔法使いもそれに匹敵する。


 魔法士国家試験を受けるためには、大学の魔法学部や魔大に入らなければならない。

 魔法使いの免許には、2級魔法士、1級魔法士、特級魔法士、特A魔法士があり。ランク別に使える魔法があり、ランクが上がるごとに魔法の数も増えていく。

 例えば、タイムトラベル魔法を使うには、特A魔法士の免許が必要。免許のない者がこの魔法の呪文を唱えとも何も起こない。この魔法を使用する時は申請が必要で、申請なしには魔法発動しない。そして、魔法使用データとして履歴が残る。


 魔法使いになるには、魔法力を身に着けなければならない。魔法力とは、内なる能力や思いの強さを魔法能力に変換すること、当然個人差があり、魔法力に差が生まれる。


 魔法使いの資格を得るには、青の魔法石の判断にゆだねる。但し、その判断に不服がある場合、異議申し立てることもできる。

 まず、特A魔法士が魔法陣を作り。その魔法陣の中に入り、魔法の杖の呼び出し呪文を唱え、魔法の杖を手にすることができれば魔法使いの資格を得て、魔法士国家試験を受けることができる。

 

 魔法大辞典とは、魔法を記したもので、追加・修正・削除が可能。それができるのが、黄金の魔法の杖を待つ者。これを魔法管理責任者と言う。但し、万が一に備えて、銀の魔法の杖を待つ者の3名に、代理魔法管理責任者を立てる場合もある。魔法管理責任者は、魔法を司るトップである、そして、青の魔法石を守り、魔法を管理するのが魔法管理局本部になり。魔法管理局は、都道府県ごとに支局が存在し、そのトップが魔法管理局本部長であり、魔法管理責任者ということになる。

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