応援コメント

第9話 個性的なキャラクターの作り方って?」への応援コメント


  • 編集済

    私の呟きのような悩みに、わざわざのお答えをありがとうございました。
    本もかなり読んできたし、ドラマも映画も好きだし、人間観察も好きなのですが。でも、私の書くキャラが似通っている理由が、おかげでわかりました。
    私はかなり高齢で人生はあと少しなもので、努めて現在、いやなもの嫌いなものから逃げています。やっと年齢を言い訳に、逃げても生きられる年齢になったというべきでしょうか。
    それで、カクヨムで小説を書くのにも、自分が楽であることと楽しく思えることを優先しています。そのために、好みのタイプや楽しく思えるキャラしか書いていませんでした。もう、きらいな人間や自分には理解出来ない人間を深く掘り下げて書くという行為は、気力体力的に無理なようです。でも、若い時には、仲間に「気持ち悪い。こんなもの、よく書ける」とまで言われていたのですよ。
    原因がわかって気持ちはすっきりしましたが、年齢のせいかと思うと、ちょっと寂しくもあります。

    作者からの返信

     明千香様、コメントありがとうございます。

     明千香様はきっちりと人間観察をしておられたようですね。
     ただ、人の世の移ろいは早いもので、「今」を生きる若者の考えていることや感じていることって、もう一度人間観察をしてみないと掴みづらいんですよね。
     私もけっこう年重がいっていますが、やはり「最近の若いもんは」パターンの思考が出つつあります。

     私たち小説の書き手に求められているのは、年齢を言い訳にして人間観察を疎かにしないことでしょう。
     「今」の若者の琴線に触れる作品を書くのなら、若者たちがどう考えているのか。
     そこをきっちりリサーチしたいですね。

  • 嫌いなジャンルを読むってのは、目からうろこでした。
    面白いです。たしかに、気にくわない主人公。そのキャラが嫌いで、だからこそ、そういう人物を脇に入れれば、キャラ立ちができそうですよね。

    人間観察で面白いと実生活で思ったのは、とても薄っぺらな人物だと思った人が、よく話すと、いろんな不安を抱えてたり、驚くことが多いです。表面的には、ある典型パターンの対応をする人たちも、深く知り合うと奥が深い。
    嫌いな人でしたが、被害者アピールがすごくて、自分の気の毒に同情してほしいというタイプです。でも、一方ですごく活動的な人でもあるんです。人は一筋縄ではいかないって思いました。

    作者からの返信

     アメ様、コメントありがとうございます。

     意外と知らないものなんですよね。嫌いなというか意識的に避けている作品のことって。

     私は「異世界ファンタジー」好きなのですが、どうにも「異世界転生ファンタジー」が受け入れられなくて、克服するつもりで何回か人気のあるものを読んだりしています。
     自分が避けていても、人気があるということは読み手から受け入れられている証でもあるのですから。

     人間観察をしていると、その多様性に驚きますよね。
     こんなことを言っている人が、あんなことをするなんて。

     これって「不良が誰も見ていないところで捨て猫に餌をやっている」シーンに通じるものがありますね。
     ただの不良で終わるのか、そこになにか加えて多様性を出して進めるのかでも違ってきそうです。

     やはり人間観察って大事なんだなと。
     とくに対象世代よりも大人になったぶん、そういう世代の考え方ってわからなくなっているんですよね。