ラストって、本当に難しいですよね。
そして、読み手の方が来てくださらない作品も残念です。
その上で、つい思ったのですが、どのくらい読まれていれば、その作品を続ける選択があるのでしょうか?
この辺り、線引きが難しいといつも書いていて思ってしまいます。
作者からの返信
アメ様、コメントありがとうございます。
ラストは締め方がとても重要ですね。
意図的に語らない、という手段はかなり高いテクニックなので、選考さんへのアピールポイントになると思います。
原則として「すべての伏線を回収する」ものなので。
まあミステリーはブラフ情報も混ぜて目線を反らせる意図もありますので、すべて回収しなくても問題にはなりません。
だから『薄墨色』のときに「すべての伏線を回収しなくてもいいですよ」とお答えしたのです。選考さんへのアピールになりますからね。
二次選考通過を見据えての作戦でした。
で、今回のご質問ですが、やめどきって結局書き手があきらめたときだと思っています。
書き手があきらめていないのに連載をたたむと、後日まで悔いが残りますからね。
もはや怨念です。
怨念がおんねん。
私なりの基準でしたらある程度はお答えできるかなと思いますので、後ほどまずはジャンルのご質問に回答致しますね。
やめどきはその次に執筆致します。
編集済
辞め時。。。やめどき? 私は読み始めた以上最後まで 読む派だったのに最近 読むのを投げ出す事が増えてしまいましたwww多分 作者さんの愛着と人気でネバーエンディングストーリーになっていると飽きちゃうんだと自己分析しています 人気があっても どこかでちゃんと〆る事も必要ですよね?
ANY WAY カクヨムさんに投稿時の一話あたりのボリュームはどのくらいが適切だと思われますか?
作者からの返信
@tobetakako様、コメントありがとうございます。
ネバーエンディング・ストーリーになってしまうと、「どうせ終わらないし、読まなくていいか。連載終了してからまとめて読めばいいや」となるのが人の常ですね。
『HUNTER×HUNTER』や『ONE PIECE』がその例ですね。
どちらも連載長い割に終わりが見えません。
もう読み手も「完結してから漫画喫茶でまとめ読みコース」だという情報も入ってきていますし。
やはり一度きちんと締めて、それから後日談として連載を続けていけばいいんだと思います。
後日談要らないって人も多いだろうし。
『カクヨム』のトップランカーを分析しているのですが、1話6,000文字くらいの人もいれば、2,000字未満の方もいて、どれが最適かはわからないですね。
これは更新頻度にも現れてくるのだと思います。
たとえば毎日連載なら2,000字未満にして5分〜8分くらいで読み終えられたらスキマ時間にぴったりですし、土日にしっかり読むなら6,000字オーバーでも読み続けられますからね。
要は「面白い」と「ペース」と「分量」の兼ね合いなんですよね。
本当面白ければ、どんなペースだろうと分量だろうと、読む人は読みますからね。
1回2,000字未満で週3回連載にしても、「面白くない」作品は読まれない。
だから「面白さ」に自信があればどんな文字数でも問題ありません。
これから開拓していくのであれば、週2、3回更新で1話2,000字前後にすると、スキマ時間にアクセスできるので、読まれやすくはなるはずです。
ただ、それがどこまで続くかは「面白さによる」というのが皮肉なところです。
このあたりに引き際が見え隠れするんでしょうね。