第12話最終話

コンクリートの牢獄……

血の気が引いて倒れてしまった

過去……


引っ提げて吉川先生は……

僕が病院勤務になるまで面倒を

見てくれた。

吉川先生は今度……ある新薬の

研究を任された。


その助手に僕、横田ゆうとを

抜擢して下さった。


吉川先生は教授の割には

飾らない人柄で、生徒や職場

または学校でも人気が高かった。


当然の事だよな……。

と親友の山田祐也と、話していると……いつかのスーツ姿の

父親が病院に来ていた。


『これは、お久しぶりです。』

『お久しぶりです。

息子の貴司も病院で外科医を

してまして……ようやく

一安心です。』



『あの時は……どうも、お世話

になりました。』


『いやぁ、お恥ずかしい限りです。』




病院は……戦いだ。


僕らは……戦う戦士のよう。




逃げてたまるか!

吉川先生の様に……!!



立ち向かってみせる!






~END~

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