第8話 ゆずくんの誕生日&初体験

「ゆずくんお誕生日おめでとー!ゆずくんは何歳になりましたか?」


「何歳になりましたか?」ってかわいいな


「16歳になりました」


「おぉ16歳ですか。私のひとつ上ですね?」


「はい。そうです」


何このどうしようもない流れ。


「まあこんな変な流れはもう気にしなぁ〜い。ゆずくんには私からキスをプレゼントします」


そう言って花憐は俺にキスをした。

ていうか俺へのプレゼントはキスなのか?

昨日もしたと思うよキス。

ほぼ毎日キスしてるよ?


「ていうのはまあ嘘でハイこれどうぞ」


俺は花憐から少し大きめの袋をもらった


「ありがとう。あけていい?」


「うん」


袋の中には俺が手を出そうか迷っていた1万円を超える真っ白なパーカーが入っていた。


「これ俺が欲しかったやつ」


「そう?よかった」


素直に嬉しい。

誕生日プレゼントは私ですなんて言われたらどうしようって思ってたから。


「ゆずくん明日着てくれる?」


「おう」



                  ◇



どうしよう、もう夜になっちゃった。

今ゆずくんはお風呂。

私の右手には0.03ミリ。今日は勝負下着。

私はやる気満々。

やっぱり痛いのかな

初めては痛いって聞くし、痛いって行ったら止めてくれるかな。

ゆずくんは優しいから止めてくれるよね


「上がったよ。どうする?今日はもう寝る?それともテレビかなんか見る?」


「うーん。今日はもうベッドの上だね」


「うい了解」


ゆずくんはそう言うと寝室に行ってしまった。


「花憐?寝ないの?」


「うん、寝ない」


私は覚悟を決めた


「ゆずくん。今日ってなんの日?」


「ん?俺の誕生日でしょ?」


「うん。そうだよ。実は私からもう一つプレゼントがあります」


ゆずくんは驚いたような顔になる。

その顔、むちゃくちゃかわいいよ。ゆずくん


「私がプレゼント」


そう言って私はパジャマを脱ぎ下着姿になり0.03ミリのそれを口に加える。


「ゆずくん、今日はオオカミさんになって私を食べて」


それから少し強引に服を脱がせてキスをした。

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