第1258話 地味な砲撃
俺、イシくん(38・小さな営業マン)、谷やん(35・脳筋1号)の3人で近所のステーキハウスにランチを食べに来た
俺とイシくんが同じ側、谷やんがテーブルの反対側に座る
食事しながら、最近、とある客先の入るビルが築年数が古く、エレベーターもなかなか年季が入っていて・・・という話になる
俺「エレベーターのアナウンスなんか声割れてしてて。・・・なあ?」
イシ「『いっかいでちゅ。うえにまいりまちゅ』って」
俺「あれ音声が女性やからええけど、俺の声やってみ?」
そこまで聞いたところで想像したのだろう、ちょうど付け合わせのバターコーンを食べていた谷やんが咽(む)せ
吹き出しそうになった口を慌てて左手で塞ぎ上を向いた瞬間
ぽんぽん!!
俺とイシくんに向かって谷やんの鼻の穴からコーンが飛んできた
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