第657話 24

アメリカのTVドラマは1話に数億円掛けたりするものもあるそうで


作り込みやスケール感が半端ないのは、皆様も良くご存知かと思う


さて、かなり古い話になるが唐沢寿明が主演していた24ジャパン(2020/10~2021/03)


1話目から数話までは見ていたが、はっきり言ってチープ感がハンパなく、途中で視聴をやめてしまった(面白かったのかも知れませんが)


「テレビ朝日開局60周年記念」と謳っているのだから、もう少しどうにかならんかったのか・・・


ただストーリーは、ほぼオリジナルを踏襲しているから、それなりにしっかりしていたと思う


本当に残念。演じた役者さん方が、少なからず気の毒になった



昨年のGW。


夜、谷やんがお客様の釣行をエスコートした際の報告を受けた


谷「今日は(釣行には)良いコンディションですよぉ~」


客A「デカイの来ますかね?」


谷「カンパチ良いサイズ来るかもですねぇ~、頑張りましょう!」


・・・そんな期待を抱かせて釣行スタートしたらしいが、午後になっても30センチのハタが1匹のみ、という激渋。


客B「なんか・・・24ジャパンみたいだなぁ」


期待感を持った割には小物1匹だけって、ショボい・・・という、回りくどい自虐というか批判というか


谷やんとしては「爆釣させる」自信があったのに、客もそう期待していただろうに、そんなことを言われ、さぞ耳が痛かったことだろう


俺「そんな日もあるわ。気にすんな。」


谷「はい、『ヤラセじゃないですからこんな日もあります!またリベンジしましょう!』って言ったんです。『ヤラセだったらもっとデカイの釣らせてますよ~!』って」


・・・は?


いったい谷やんは何を言いたかったのだろう、とU部長に聞いてみた。


「あいつ『警察24時』と勘違いしてるんじゃ・・・」

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