第581話 裏家業
昨年のGW中の話
4/24から5/9まで丸々、コロナの影響で他県からの釣り客の予約がキャンセルになった為
1人で新たなポイントを探りつつ、釣れた魚をお客様に持ち込んだりしながら丘の営業に専念していた
4月26日(月)AM11時、魚を持って客先に赴くと
絶賛テレワーク中で、社長さんと社員さんの2人しか居ない
持ち込んだ魚をアテに「どうする?もう昼飲みしちゃう?」となり
社員さんが近所のスーパーで酒を買ってきて、3人だけの宴会が始まった
社長室で泡盛パーティー3時間半・・・
ちょっと飲み過ぎた・・・胃がアップアップやぁ(+_+)
客先を出ると足元フラフラ・・・
代行呼ばないとな・・・駐車場に向かう途中
胃がヤバいので街中の小さな薬局に寄り、へパリーゼドリンクを買う
店番のオバーが、「にーにー(お兄さん)あと500円ある?」と聞いてくる
無言で500円硬貨を渡した
「これ、ハチな」
顆粒のスティックをくれたので、ヘパで飲む
「これ、サメな」
半透明の錠剤を5個もらい、噛み砕く
「これ、ハブな」
水を貰い、細粒の粉末を和紙で喉に流す
「最後、イラブーな」
これまた細粒粉末を水で飲む
「なんか生き返った気がするわ・・・」
「良かったねー、じゃあ遊んでくか?」
オバーが裏口の扉を指差す
"えっ?!オバーと??"
俺の顔に出たのだろう
「私じゃないよぉーもっともっと若いよー笑」
う〜む
町の小さな薬局にフラッと立ち寄っただけなのに
凄い「表・裏」だな
まだ日中だし、大人しく帰ります
手を振って店を出ようとすると
「にいにい!これ飲んだらもっと元気なるよー」
オバーが瓶詰の錠剤を出してきた
あっ!そ、それは?!
『NEWストロングミサイル※』じゃないっスかぁ!!(*≧艸≦)
・・・いやいやマジあかん、帰る帰る
てかまだ15時やっさー(*゚▽゚)ノ
※あかひげ薬局(精力剤の製造会社)のリーサルウェポンと呼ばれている。
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