第497話 ん〜。
俺「髪を切った女性って気付いて欲しいって言うやん?」
事務のR嬢「そんな、絶対ってことはないですけど。逆に『それ前髪切りすぎたよね』ってのは気付きますけど」
「あっそう。髭を剃ったオッサンに誰も気付かないってのも、不思議なんやけどなぁ〜」
R嬢「え?・・・あっ!あーっ?!髭ない〜笑」
「おそっ笑」
もう昼過ぎだというのに。
暑いからしょっちゅう自席でマスク外してたし。
そんな気付かないものかな?
ミッキーカーチス並みに(古っ!)伸ばしてたのになぁ
金城「それはTさんアレですよ、無くなっても気付かないからですよ」
「俺の髭?なんで?」
「ほら、記憶とか心と一緒で、無くなっても気付かない」
「いやいやそれは気付かなアカンやないか」
「そうでしょ?大事なものは無くしちゃダメなんですよ」
「なんか言ってることがおかしい・・・」
「おかしくないですよ、髭なんて、あってもなくてもどうでも良いでしょ?記憶や心に比べたら」
「まあねぇ」
「そんなものなんですよ髭って」
「あ〜。つまり価値がないってことか」
「そういうことです。ど〜でもいいんですTさんの髭なんて」
「なるほどね」
なんかちょっと腹立つなぁ・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます