僕を助けてくれ

悲しい。とても悲しい。

■■との幸せな記憶を、どうしても思い出してしまう。

僕は前に進みたい。執筆をして、勉強して、自分を磨いて、新たな人と出会いたい。

けれども、■■があまりにも恋しい。

■■とまた一緒にいたい。それももう叶わない。


僕は■■に依存しているんだ。

■■を今でも好きだから、もう一度一緒にいたいから、■■に助けを求めてしまう。

それがよくないのだろう。

だから僕が頼るべきは友だちなのだろうが、それでもすぐにつらくなってしまう。

頭から■■が離れない。

これまでは勉強や執筆で自我を保っていられたが、それも今じゃできなくなっている。

あの頃に戻りたい。でも絶対に戻れない。僕がたった一回してしまった間違いによって、すべてを台無しにしたのだ。


これを書いても一向にすっきりしない。これがダメなのか? いや、気持ちを書き出すのは科学的に正しい不安解消法だ。

本当に好きなのだ。■■のことが、本当に好きなんだ。

もし過去に戻れるなら、その後どんなにつらい思いをしてもいい。

ただ■■と一緒にいられるのであれば、僕は片腕がなくなっても構わない。

だけどそんな代償を提示したところで、過去に戻ることなどできない。


自分を責めすぎてはならない。

だけど、そんなことできないよ。

自分があんなことをしていなければ、こんなことになっていなかったんだから。


昨日、■■が妹夫婦の家に来て、4人で飲んだ。

僕は純粋に■■に子どもたちとふれあってほしかった。

だけど義理の弟はまた別の思惑があったらしい。

僕があまりにも落ち込んでいるから、■■に元気づけてほしいと思っていたらしい。それで彼は■■に泊まっていくよう提案した。

だが■■はそれは僕のためにはならないと考えていた。それは僕も同じ考えだった。

■■はとても真面目な性格なのである。■■には翌日アルバイトがあった。義弟の提案は■■にアルバイトを休ませるものであり、真面目な■■を苦しませるものだった。僕はそんなこと望んでいなかった。

それに、■■にそこまで僕を助けさせようとさせることは、僕が■■に依存することを助けるようなものだった。


【以上が昨日2022年3月5日に書かれたものであり、以下は今日2022年3月6日にかかれたものである】


結局、■■は友だちに迎えに来てもらって帰った。

その友だちとはマッチングアプリで出会った男性だが、恋愛感情はないらしい。

マッチングした相手なのにまったく恋愛感情がないことはないだろうし、そんな相手に迎えに来てもらおうと思えることはほとんどないと思われるが、■■が語るにはそうなのだ。


それに対して、僕は少しショックを受けた。

でも仕方のないことなのだ。それに、それが■■の幸せになるのなら、それは僕の望み通りのはずなのだ。

でも底に根付いている僕の望みは、■■とやり直すことなのだろう。

■■ともう一度付き合いたい。

そうしたら、僕は絶対に■■を離さないし、誰よりも大切にするし、愛する。

だがそれは僕のエゴイズムだ。


その次の日、つまり2022年3月5日、僕は死のうとした。窓から飛び降りて死のうとした。

だけど、死にたくないという気持ちもあった。

だから僕はInstagramのストーリーで助けを求めた。

「限界です 死のうと考えています」

すると何人から心配の声や、お叱りの声が届いた。

僕は嬉しかった。

僕は今回の件で、様々な人から嫌われていると思っていた。

しかし、すべての人が僕を嫌っているわけではないことに気づいた。

母からも電話がきた。

そのとき、僕は母に「俺のこと愛している?」と聞いた。

母は「心配していなければ電話なんてしていません」と答えた。

僕は泣いた。今まで僕は母から愛されていないと考えていた。でも、直接愛しているとは言わなかったものの、母は僕のことを愛してくれていた。


そして今日、やはり僕は死にたいと思ってしまう。

■■との思い出を思い出し。やはり戻りたいと願ってしまう。

■■ともう一度ご飯を食べに行きたい。■■ともう一度映画を見たい。■■ともう一度踊りたい。■■ともう一度手をつなぎたい。■■ともう一度抱き合いたい。■■ともう一度キスしたい。

それももう叶わないのだろうか。


今朝、僕は自分に結論を下した。

■■との時間や恋愛が幸福のすべてではない。一人だからこそ得られる幸せもある。

それを追求しているうちに、愛する人と出会えることだってある。

それは、■■かもしれないし、別な人かもしれない。

だから後悔していても仕方がないんだ。

とにかく死に抗って、今を生きぬくしかないんだ。


僕は多重人格ではないが、きちんとしている自分はそう言ったのだ。

ダメな自分はやはり弱音を吐いている。

■■のいない人生なんて考えられないと。


ダメな自分というのは適切な表現ではないのかもしれない。

それも僕の素晴らしい一つであり、ただそれに引っ張られているだけなのかもしれない。


今日は母の誕生日だ。

そんな日に死ぬわけにはいかないだろう。

また明日、死にたいと思ったら死んでみよう。

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