受診
昨日、僕は心療内科を受診した。
そう、先日首を吊って死のうとしたことに関して、このままではマズいと思い、訪問したのだ。
受診した結果の詳しい内容は『ホルモン』に記述したため、そちらを参照していただきたい。
以下がカクヨムのURLだ↓。
https://kakuyomu.jp/works/16816452218628109888/episodes/16816927860851864930
一方で以下がnote版だ。
画像やリンク、太字も付いているため、カクヨム版よりも読みやすいだろう↓。
https://note.com/doutoku0428/n/nee4de8753b0f
さて、『ホルモン』には心療内科医から聞いた興味深い話(主に自我理想について)を記述したが、ここには診療の感想を書きたいと思う。
結論だが、最終的には良いことを聞けたと思う。
『ホルモン』に書いたとおり、自我理想を定めることが不安を和らげることにつながるというのは、非常に有用な情報だった。
だが、初めの印象は悪かった。
というのも、来談したときに心療内科医はすでに腕組みをしており、事情を細かく説明すると、「○○は失敗だったよね」と過去のことを説教する始末だった。
僕は説教されにここに来たんじゃねぇと思いながら聞いていると、何かを察したのか、先ほどの自我理想の話につながった。
それでも心療内科医の話し方は僕に寄り添うというよりかは知識を提供するのに主眼を置いているというふうで、確かに僕は知らない知識を得ることが好きだったため興味深く聞けたのだが、ほかの情緒不安定な来談者だったらキツいだろうと思った。
もしかしたら、僕の反応からそういう戦略に切り替えたのかもしれないが。
結果的に面白い話も聞けたし、今後の方向性も漠然とだが見えてきたため良かった。
だが、僕の不安がどこから来るのかという問題は解決していない。
『ホルモン』の最後に書いたが、恋人がいないからといって自殺未遂を起こすほど不安定になることは珍しいことなのだ。
ならば、その過剰な不安を引き起こす原因が過去のどこかに存在するということになる。
そして、不安の噴出口を閉じるためには、その原因を突き止めなければならない。
これはフロイト的な考え方すなわち原因論であり、僕はアドラー的考え方つまり目的論者であるため、果たして原因を突き止めたところで不安は止められるかという疑念はあるが、探してみる価値はあるかもしれない。
どうやら僕は過去から不安の原因を探す冒険に出なければならないらしい。
そしてこのエッセイの副題は「津島結武の冒険」とするべきかもしれない。
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