できない、やれない→できる、やれる - 23日目 -

 ほんとだったら休日なのに。いくら練習だからとは言え、いくら明日が大事だとは言え、休日潰されることは許されない。こうなったら練習のボール投げにこのストレスを全部ぶつけてやろう。


 やってきたのは広い運動公園だ。メンバーは昨日うちに来た一条、渡、日向、母親、そして俺。

 更科は家の用事で少し遅れるようだ。そして昨日かえでと話していて抱いた懸念は見事に的中。慎、佐藤、本田は部活だ。


「うーん、みんな遅れるみたいだから先に練習しようよ」


「はい、そうしましょう。と言っても雛は何も出来ませんけど」


 確かに卓球は無理だな。プラス俺も佐藤、慎がいなきゃ何も出来ない。


「いくよー!」


 一条の一言で練習が始まる。テニスくらいだったらちょっとしたスペースとラケット、球があればできる。じゃあその球とラケットはどこから来たのかというと渡が持っていたものだ。渡も一時期テニスをやっていたようでラケットと球が家にあったらしい。

 パーンと音がして渡が返す———


「うげっ!」


 突然腹に衝撃が走った。何が起きたのかさっぱりわからず前かがみになる。


「あ、ごめーん。そっち行っちゃった」


 なるほどね、一条がサーブで打ったボールが俺のところに来たってことね、てどう打ったらこっちに来るんだよ。角度的にだいぶ無理があるぞ。しかもピンポイントで俺に。


「大丈夫ですか?」


 心配した日向が隣から話しかけてくる。


「何で俺のところに来るんだよ。俺狙ってないか?」


「大丈夫そうですね」


 もうちょっと気遣ってくれと思ったら急に頬に冷たいものが当たった。


「まぁまぁこれでも飲んで元気出しなさいって」


 母親が飲み物を買ってきてくれたようだ。別に元気ないわけじゃないがまぁいいや。もらったものを飲むとブラックコーヒーだった。よかった、変なものじゃなくて。


「そーれ!」


 一条が仕切り直しのサーブをする。今度はちゃんと飛んでくれと思った。


「いてっ!」


「あ、ごめーん、またそっち行っちゃった」


 おい絶対狙ってるだろ。普通にサーブ打つより難しいぞ。今度当たったのは右すねだ。めちゃくちゃ痛い。すねってそんなでもないだろってみんな甘く見てると思うけどすごく痛いからね。


「アハハッ!」


 横で母親が爆笑している。人のこと言えねぇだろ。自分の運動神経もこれと同レベルだからな。いてぇ。


「少し場所を移動したらどうですか?」


「そうするわ」


 さすがに移動したら当たらないだろう。なんかこれフラグにしか聞こえないのだが・・・。


「わたりんいいよー!」


 よかった。今度は渡がサーブだ。ならば当たることはない。


「ふぁああ早い!」


 一条がなんか怯えてる? みたいな声を出している。コーンと音がしたから当たったのか。


「あっ」


 あっ? まさか


「避けてください!」


 日向の言ったことに反射的に反応するように後ろに下がる。でも思った。避けるんだったら横に避けるべきだった。


「いてっ!」


 一度地面でバウンドしたボールが俺の左膝に直撃した。これ狙ってるな絶対。


「いい加減にしろ」


「ごめんなさい! わざとじゃないからぁ!」


 一つ思ったが日曜日練習したんだよな? それなのにこれかよ。先が思いやられる。あ、もう明日で終わりだった。おい隣、笑い堪えてるのバレバレだぞ。


「ココさん、雛でよければ教えますよ。さーちゃんほどうまくはないですが」


「ほんと? ありがとー!」


「そうして。このままだと生きて帰れなくなる」


 これ割とマジ。もうこれだけ当たってたらこの先も当たる予感しかしない。なんでサーブだけじゃなくてレシーブも俺のところに来るわけ? 別に俺が引き寄せてるわけじゃないよな?


「みんなごめーん、遅れちゃってってどうしたの光ちゃん?」


「一条にぼこぼこにされたんだよ。つーか光ちゃんやめろ」


「いいじゃん光ちゃん、光ちゃん? 光ちゃーん!」


「呼びすぎだ。たく、調子のいいことで」


 更科が遅れてやってきた。会って早速俺をいじってくる。これ俺が馬鹿って言ったこと関係なく俺をいじるの楽しんでるな。ほんとに調子のいいことで。


「アオちゃん実はねぇ」


 母親がそう言うと二人でコソコソと何か話している。しばらくすると


「ぷふっ! それで光ちゃんこんな調子なんですかッ!」


「いやぁ私も見てて大爆笑。――! ごめん、思い出しちゃったッ!」


「思い出さなくていい。くらった方はいてぇんだからな」


 母親と更科が二人して笑っている。なんかコケにされた気分だ。


「あ、それならわたりんの隣に光ちゃんが立てばいいんじゃないかな?」


「それいい! そうしなよ光ちゃん」


「するか! またくらうじゃねぇか」


 この二人を組ませたらダメだということが分かった。慎と一条は組むと加算だが更科と母親は組むと乗算、しかも素のステータスが高く、組んだことによる相乗効果も生まれる。要するに組ませるな危険だ。しかも光ちゃんって言うのやめないし、もういいや。


「アオー、一緒にやろうよー!」


「うん!」


 一条に呼ばれて更科もそっちに向かう。


「あ、更科さん」


「こんにちは、ごめんなさいね、遅れちゃって」


「いや全然、まだ全員揃ってないですしねぇ」


 更科の母親も来たようだ。そのあとしばらく雑談が続いていたがその中である言葉が俺の中に止まった。


「あの子、あんなに笑うんですね。家ではあんなに笑わないのに」


「それはあれです。『恥ずかしいから』ですよぉ。光ちゃんもかえでも家では全然笑いませんからぁ」


「隣にいるんだが」


「でもアオちゃんのあの笑顔を見ていると、なんだか最初に会った時とは別人のように見えますねぇ。なんか吹っ切れたというか、抱え込まなくなったというか」


「そうですね。今は私や夫とよく話しますね。話している中でも皆さんのことを話すときは特に明るい顔になるんですよ。ほんとに感謝しかないです」


「いやいや、私は何もしてないですよぉ。決めたのはアオちゃんだし、それを見守っているのは親友の子たちですから」


「光輝君もありがとね」


「ええ、まぁ」


「何照れてんのよぉ。感謝の言葉はおとなしく受け取っておきなさい」


「人のこと言えねぇだろ。頭ガシガシすんな」


 『吹っ切れた』『抱え込まなくなった』、似たようなことを本渡先生に言われた。俺の場合は余裕が出てきただったか。要するに周りから見た印象が変わったということだ、良い方向に。


「みんな、遅れてごめんな」


「おぉ! みんな来たー!」


 慎の声、そして一条のこの喜びっぷりということは部活終わったのか。ん? いつの間にそんな時間経ったんだ? 


「皆さん部活終わって直接来たのですか?」


「そうだな」


 直接来たのか。部活終わりで疲れているだろうに、なんか申し訳ないな。


「よし、みんな揃ったところでぇ、お昼にしましょー!」


「やったー!」


「すみません。お金いくらですか?」


 大喜びしている一条をよそにすごく冷静な佐藤。お金のことを気にしている。てかいつ昼なんか買いに行ってたんだ? あれか、途中静かだなぁってときあったけどその時か。


「いいのいいの。これは私たちからの差し入れってことで」


「いいえ、そういうわけには」


「佐藤、こういう時はおとなしく受け取っておけ。何か言われる前に」


「わかってるじゃない光ちゃん」


「・・・わかりました」


 おとなしく引き下がってくれてよかった。そんなわけで昼の時間だ。ご丁寧にブルーシートも持ってきていたようで、その上でみんなが食べている。


「光ちゃん、しっかり練習してたか?」


「慎ちゃん、それなんだけどね―――」


 ここ本来俺が答えるはずだろ。なんで俺より先に更科が答えるんだよ。しばらくすると


「くふふっ、それは光ちゃん災難だったな」


 あの事話したのか。


「お前まで笑うんじゃねぇよ。痛かったんだぞ」


「だからごめんって」


「心配ない。午後は私が教えよう」


「そうしてくれ。先に言っておくが俺を狙う打ち方なんか教えるなよ」


「さすがにそこまで悪ではない」


 俺は聞こえたぞ。誰か本田の言っていることに隠れて舌打ちしてただろ。大体予想つくが。


 そんなこんなで昼を食べ終えると午後は練習の続きだ。ここから俺もやっと参加できる。


「いいよ光ちゃん。距離も角度もばっちり」


 佐藤も俺を光ちゃんと呼ぶようになった。文面だとますます慎と見分けつかなくなるなこれ。


「そんじゃ次は足音聞いて投げてな」


「わかるか。ここ芝生だぞ」


「大丈夫。ノリで!」


 やっぱ見分けつくわ。佐藤はこんなにラフな話し方してこないもんな。見えていないが多分グーサインでもしているのだろう。でもこれってノリでどうにかなるようなものでもないぞ。


「せめて鈴でもつけてれば何とかなるんだけどな」


 こう俺がつぶやいたら


「それ本当? 明日先生に聞いてみようよ」


「本番明日なのに通ると思うか?」


「ダメ元でも聞かないよりは良いと思うよ」


「まあそう言うんなら」


「じゃあ鈴付けて練習だな。ちょっと待ってて」


 鈴なんかあったっけ? と思ったが少ししたらなんとびっくり、その音が近づいてきた。


「なるほど、キーホルダーか」


 佐藤が感嘆しているが俺も同じだ。なるほどその手があったか。


「ちょうどココが持ってたから借りてきた」


「お前もココって言ってるのか」


「まぁね、俺こういうことにはあまり抵抗がないんだよなぁ」


 確かに慎ならこういうのに抵抗はなさそうだ。これまでの付き合いからわかる。


「よし、これで分かる?」


「だいぶマシになった」


 詳しい位置までは分からないが大きな横移動くらいは分かる。あと縦位置がわからないのはどうしようもないが、それでもあるのとないのとでは全然違う。


「じゃあやってみよう」


 佐藤の一言で練習を始める。と言ってもこればっかりは感覚でしかないので今までのようにうまくはいかない。


「もっと右」


「もっと奥」


「それだと顔当たっちゃう」


 一投するごとに佐藤に指摘される。やってみればわかると思うけどこれほんと難しいから。

 でも投げては修正、投げては修正を繰り返すうちに


「おお! 俺のところに来るようになった」


「これだけ出来れば大丈夫そうだよ。すごいね」


「でもよ、本番ってもっと人多いし雑音も多いから出来る気しねぇんだが」


「鈴の音だけ集中して聞いていれば大丈夫。そこは光ちゃんの集中力次第」


「あーそれだと不安だな。光ちゃん好きなことなら集中できるけどこれってそうじゃないからなぁ」


「何でそんなこと知ってんだよ」


「付き合い長いからなぁ」


 あ、そうですか。さっき俺もそう思ったということは言わないでおこう。


「でも光ちゃんやるときはやるから。そこは俺が保証するよ」


「じゃあ大丈夫だね」


 そう決めるのは早計過ぎる気がするがまぁいいや。慎の言う通りやれと言われたらやる、文句は言うけど。


「三人ともそろそろ時間よぉ」


 もうそんな時間経ってたか。母親に言われて三人揃って他の人がいるところまで戻る。


「お? かえでちゃんもいる」


「かえかえは今来たのよぉ。部活午後もあるって大変よねぇ」


 かわいそうに、午後も部活とか。それで昨日あんなに機嫌悪かったのか。午前だけかと思ったけど、そら納得だ。


 全員が集まったところで


「それじゃあみんな! 明日、優勝だー!」


 一条の掛け声、すごく突っ込みたいのだが


「おー!」


 まぁいいか。みんな楽しそうだし。


「それじゃあ私たちはお先に失礼します」


「みんなまたねー」


 更科が一足先に帰っていく。みんなでそれを見送る。ということは


「さぁみんなで、明日の買い出しとプレゼントを買いに行きましょう!」


「おー!」


 ということで今日はまだまだ終わらない。


× × ×


「ということで、やってきました! ショッピングモール!」


「誰に話してんだよ」


 着いてから・・・、いや、更科がいなくなってからずっとだな。一条はこんな調子だ。横では渡が拍手している。よくそのテンションについていけるな。


「わくわくします!」


「私はあまりこういうことに慣れていないからなぁ」


 日向もかなり乗り気、本田は不慣れなようだ、『この場所に』なのか『パーティーの方』なのかは知らんが、本田のことなら多分両方だろう。間違ってたらごめんな。


 ちなみにどうやってきたか、それは電車だ。理由、うちの大きいほうの車でもさすがに定員オーバー。だって何人よ、9人だよ。乗せられるわけない。


「いやーどうしようかなぁ」


「まずはプレゼントからにする?」


「うん! そーしよー!」


 そう言って一条は渡を引っ張ってそそくさと行ってしまった。プレゼントと言われてもなぁ。


「そうは言っても更科の好みがわからん」


 この場にいるのは一条と渡以外。好みなら日向や本田が知ってくれているはずだ。


「アオさんの好きなものは・・・、そうですね・・・、あっ」


 足音のする方に目を向けると


「こういったものが好きですね」


「へぇ、これかぁ」


「確かに、アオなら喜びそうだ」


「おい、俺を置いていくな」


 場所的にも話的にも置いて行かれそうだったので無理矢理話に入る。


「えっと、アオさんの好きなものは音楽、楽器です」


「そんで今いるのは?」


「小物ショップって言ったところかな」


 へぇ、更科って音楽好きなのか。でも佐藤の言う通りなら何で小物ショップにいるんだ? それなら普通CD売っているところや楽器売っているところに行くだろ。


「これ持ってみろよ」


 慎が差し出したのは、何だこれ? うーん・・・、ああ!


「楽器のキーホルダーか」


「じゃあ何の楽器だ?」


 触っただけでわかるもんか? と思ったがさすがにこのフォルムなら分かるな。他に考えられるものがない。


「トライアングル」


「さすがにわかるか」


「舐めんな」


「でもこれじゃ、なんというか・・・、ありきたりすぎる気がします」


 逆にひねりすぎてもおかしい気がするんだけどなぁ、と思っていたら


「それでもいいんじゃない? プレゼントっていうものは想いがこもっていれば何もらっても嬉しいものよぉ」


 急に出てきたな母親。


「今までどこ行ってたんだよ」


「ちょっとかえかえの買い物にね」


 かえでの買い物? 何買ったんだ?


「あの・・・、これ、どうですか?」


 買ってきたものを見せているのか。俺にはさっぱり見えんが


「それいいですね、どこで売っていました?」


「えっと、あそこのお店です」


「ちょっと行ってきます。かえかえさんもいいですか?」


「は、はい!」


 そう言って日向とかえでがその店に行ってしまった。残されたのは男三人と本田と母親。


「私にはあれがいいものなのかよくわからないな」


「まぁ人によって感性は違うからな」


「そうそう、だからプレゼントってあまり真剣に考えずにパッと目に留まったものでいいのよ。あ、でもあんまりひどいものはアウトねぇ。要するに中身よりそこに込められた想いよ」


「『想い』ですか・・・」


「だから俺を置いていくな」


 ほんとさっきから置いてかれっぱなしだから。かえでが何買ってきたかあたりから俺わかってないからね。


「さっきかえかえが買ってきたのはハンドクリームよ」


「ハンドクリーム?」


「そう。かえかえ曰く、車いすを自分で動かすとき絶対手を使うでしょ。それ以外でも手を使うことがアオちゃんには多いからそのケア用にってことらしいわよぉ」


「すごい、模範解答だ」


 佐藤が驚いている。俺も驚いた、めちゃくちゃまともじゃねぇか。ハードル上がったぞこれ。


「これは俺たちもちゃんと考えないとな」


「どうしよう」


 慎が意気込んでいる隣で本田が珍しく不安の声をあげている。


「さーちゃん、私と一緒に考えましょうか?」


「あ、ありがとうございます」


 それを母親が聞いたようで本田を連れて行ってしまった。残されたのは男三人。


「さて、どうしようか?」


「どうしようかじゃねぇよ。この三人でプレゼント考えるのはちょっと無理があるぞ」


「大丈夫、想いがこもっていれば。光ちゃんのお母さんもそう言ってたし」


 確かにそうだけど、同時にこうも言ってたぞ。あんまりひどいものはアウト。俺たち三人だとこれを引きそうで怖い。

 更科の誕生日プレゼント、プレゼント・・・、全然思いつかん。他の人なら目で見た印象で買えるけど俺はそういかないからなぁ。どうしよ・・・。


× × ×


 散々悩んでようやく決められた。他の人も各々プレゼントを買ってきたようでそれを片手に持ちつつ明日の買い出しもした。ちなみにここに至るまで結構いろいろなことがあったのでその一部を挙げよう。


 その一、待ち合わせ場所を決めていなかったので全員集まるまでに予想以上の時間を使った。当然だよ。

 その二、なんか日向とかえでは警備員に話しかけられたらしい。迷子の子供に見えたようだ。二人ともすごくしょげていた。かわいそうでしかない。

 その三、一条はプレゼントとは別に自分の欲しいものをめちゃくちゃ買っていた。そのせいでお金が足りなくなり渡から借りることになった。計画性ゼロ。

 その四、なんか本田と母親がすごく仲良くなってた。手繋いでたとかなんとか、マジか⁉

 その五、佐藤の洒落っ気の無さがわかった。ガリ勉だとそっちに目が行かなくなるのか。勝手な偏見でごめんな。


 いろいろありながらもとりあえず終えられた。はぁ、疲れた。そしてみんなと別れて今は母親、かえでと歩いている。


「そういえば、この三人で歩いて帰るなんていつぶりだろうねぇ?」


 確かに、俺の目が見えなくなってからはない。身近な間柄なのに並んで帰ることも出来ていなかったのか。


「私も、すごく久しぶりな気がする」


 かえでに関しては小二以来、もう昔のことだろう。


「あーあ、光ちゃんたちが中学生だったら応援行けたんだけどねぇ」


「来なくていい、かえでの時に行けよ」


「私に振らないでよ」


「まぁ私の代わりにみんなが応援してくれるから大丈夫ね」


「・・・まぁな」


 そんな会話をしながら家路につく。なんかかえでが静かだったがまぁいっか。ちなみにここでの会話で俺と母親がかえでをかえかえというのを禁止されました。俺は昨日の時点で禁止されてたけど母親についてもやっぱり恥ずかしいからっていう理由でダメになった。

 明日は間違いなく高校入って一番忙しい一日になる。それに備えて今日は早く寝るか。疲れたし。

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