張袞2 楽毅と荀攸
張袞は常に人に言っていた。
「昔、
こうして拓跋珪よりの信任を受け、与えられた任務を全力でこなした。
この頃
「劉顯は身の丈に合わぬ高望みをしており、あれでは天も地も味方はせず、むしろ奴をがんじがらめと致しましょう。春秋の昔、
拓跋珪は張袞の建言に従い、劉顕を撃破した。
その後
袞常參大謀,決策幃幄,太祖器之,禮遇優厚。袞每告人曰:「昔樂毅杖策於燕昭,公達委身於魏武,蓋命世難可期,千載不易遇。主上天姿傑邁,逸志凌霄,必能囊括六合,混一四海。夫遭風雲之會,不建騰躍之功者,非人豪也。」遂策名委質,竭誠伏事。
時劉顯地廣兵強,跨有朔裔,會其兄弟乖離,共相疑阻。袞言於太祖曰:「顯志大意高,希冀非望,乃有參天貳地,籠罩宇宙之規。吳不并越,將為後患。今因其內釁,宜速乘之。若輕師獨進,或恐越逸。可遣使告慕容垂,共相聲援,東西俱舉,勢必擒之。然後總括英雄,撫懷遐邇,此千載一時,不可失也。」太祖從之,遂破走顯。又從破賀訥,遂命羣官登勿居山,遊宴終日。從官及諸部大人請聚石為峰,以記功德,命袞為文。
(魏書24-6)
張袞さんが、どのくらい漢語で拓跋珪に語りかけてたか、だよなあ。なんとなくこの辺って張袞が鮮卑語で拓跋珪に語ったのを漢語化してる気がする。いやまぁ拓跋珪って鮮卑拓跋部のド貴種も貴種、最近の物語だったら主人公の当て馬にしかならんよーなひとだし、漢語に対しても通暁してはいそうなんですけどね……このへんに対するヒント、どっかで手に入れらんないかなあ。まぁ小説では自分の好きなほうでやりゃいいんだけど。
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