勃勃12 嶺北獲得
赫連勃勃、息子の
赫連勃勃は
この事態に対し、しかし赫連勃勃は鷹揚に笑っている。
「いま、
とはいえ劉裕も、長安を陥したらすぐに、自らの野望を叶えるため撤収しよう! その時長安に残されるのは、ヤツの息子や将軍たちである! ならばヤツが立ち去るのを待てば、長安の奪取などゴミクズを拾うようなものだ! ここでいちいちオレたちの兵馬を煩わせることもあるまい!」
そうして馬にまぐさを与え、練兵をなし、戦続きとなった兵士らに休養を与えた。その後安定に拠点を移すと、
勃勃聞姚泓將姚嵩與氐王楊盛相持,率騎四萬襲上邽,未至而嵩為盛所殺。勃勃攻上邽,二旬克之,殺泓秦州剌史姚平都及將士五千人,毀城而去。進攻陰密,又殺興將姚良子及將士萬餘人。以其子昌為使持節、前將軍、雍州刺史,鎮陰密。泓將姚恢棄安定,奔于長安,安定人胡儼、華韜率戶五萬據安定,降於勃勃。以儼為侍中,韜為尚書,留鎮東羊苟兒鎮之,配以鮮卑五千。進攻泓將姚諶於雍城,諶奔長安。勃勃進師次郿城,泓遣其將姚紹來距,勃勃退如安定。胡儼等襲殺苟兒,以城降泓。勃勃引歸杏城,笑謂群臣曰:「劉裕伐秦,水陸兼進,且裕有高世之略,姚泓豈能自固!吾驗以天時人事,必當克之。又其兄弟內叛,安可以距人!裕既克長安,利在速返,正可留子弟及諸將守關中。待裕發軫,吾取之若拾芥耳,不足復勞吾士馬。」於是秣馬厲兵,休養士卒。尋進據安定,姚泓嶺北鎮戍郡縣悉降,勃勃於是盡有嶺北之地。
(晋書130-12_暁壮)
いや姚興の死亡のこと触れようよ……(触れようよ……)
ともあれ、劉裕って本気で本人以外の武力リソースが薄いところ、色んな方向に筒抜けだったんですなぁ……潤沢と言えば潤沢な資材をもってはいるけど、運営リソースが足りてなかったんだなぁ。しかし
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