第45話

[ユリリンside】


恭華たちが 抜けた世界の壁の穴に お兄ちゃんヘパイストスゲートを 付けてくれたのじゃ !


流石、お兄ちゃんは 仕事が 出来るのじゃ !

妾が お兄ちゃんを褒め称えると 恥ずかしそうに 帰って行ったのじゃ


これで 恭華たちは 自由に(幼児化が条件)ジパングに行けるのじゃ

妾たちも お使いに 行かされる事も 少なくなるはずなのじゃ


残念勇者たちも これで帰れるはず・ ・ ・ ・ ・ なのじゃ………多分



ミハエル

「 さあ、 ユリリン様 仕事が溜まっているので お仕事してくださいね」


ウニャァー ! 忘れていたのじゃぁーー!

なんとか サボろうと ミハエルを見ると笑顔の中に般若はんにゃが 見えたのだ!




エリス

「 ほら、手伝ってあげるから 真面目に仕事するのよ 」


ユリリン

「 ありがとうなのじゃ。 エリスちゃんは 優しいのじゃ 」


アレス

「 俺も手伝ってやろうか ? 」


エリス、ユリリン

「「 お兄様お兄ちゃんは 戦力外だから 要らないです要らないのじゃ」」



アレス

「 『兄より優秀な(義)妹は いない !』と あるアニメで 言っていたぞ !

お前達、俺の扱いが『雑』じゃ無いのか ! 」



エリス

( 脳筋は ハッキリ言って書類仕事では使えない・ ・ ・ ・ と言ったらねるわね )


ユリリン

「 お兄ちゃんには この【 DVD 】を貸してあげるのじゃ 」


アレス

「 なに なに ………[ チェンジ ・ ギッター ロボ Ωオメガ] だと………面白そうじゃないか。 ユリリン、借りてくぞ 」


DVD―BOXを抱えて、ご機嫌な様子で テレビのある部屋に 向かっていったのじゃ


エリス

「 スキップまでしている お兄様は 初めて見たわ !

ねえ、ユリリン あの DVD は そんなに面白いの ? 」


ユリリン

「 ジパングは アニメ大国で有名なのじゃ !

アレは 恭介の お薦めアニメなのじゃ 。 恭介 いわく 男の子なら燃えるアニメと 言っていたのじゃ 」


エリス

「 女の子向けは 無いの ?………アテナが ヒロインのは 無しよ ! 」


ユリリン

「 恭介の嫁の一人から借りた『 セーラー・ バルゴ 』が あるのじゃ

後、少し古いアニメで『テニスの王女さま』も あるのじゃ 」


エリス

「 私にも 後で貸してね😄 」


ユリリン

「 仕事が 終わったら 一緒に ジパングのケーキ と お茶を 楽しみながら見ようなのじゃ 」



────仕事の後の “ご褒美 ” のせいか、いつもより仕事が進んだのでした ───

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