第46話

[ アレスside]


俺は 今 ジパングの『アニメデス 』に来ている。

ユリリンから借りたジパング アニメ『ギッター ロボ 』に ハマってしまったのだ。なので 前作の『ギッター ロボ』などの DVD を買いにきたのだ


茨城 恭介 ・ 冬香 に案内して 貰ったのだが 店に入った途端に 驚愕きょうがくした !


DVD だけじゃなく ラノベ や 漫画 が 所狭しと置いてある

俺は すかさず 店の入り口にあるカゴを 取り出し DVDから ラノベ、漫画を次々と 入れていった。



恭介

「 アレス君、アレス君 そんなに一杯カゴに入れて 大丈夫なの ? 」


冬香

「 兄さん、 私 そんなに お金を 持って来ていないよ 」


アレス

「 大丈夫だ アフロディーテに内緒で貯めた“ へそくり ”を持って来たからな 」


恭介

「 最近の子供に 神様の名前を 付けるのが 流行っているの ? 」


冬香

「 聞いたことありませんが………(アテナ、エリス、アレス、アフロディーテ なんて まさかね。 皆 幼児だし 私の思い過ごしですよね )」


俺は 神だから 人間の考えなど 読めるが なかなか良い感を しているじゃないか。 それに あの不遜ふそん大魔王恭華の息子とは 思えない程 素直だし ユリリンが 気にするのも解る気がするな。



恭介

「 ( 確か、アフロディーテは 軍神 アレスの『奥様』だったような記憶が あるんだけど、アレス君の お姉さんに『アフロディーテ』と名付けたのかなぁ

前世、子供に 『天使』 や、『悪魔 』と名付けようとした親の話が 話題に成ったけど 、流石 『ゲーム』の世界は スケールが 違うなぁ 😅 )」



ふむ、 その話は オリュンポスの神々でも話題になったな、

日本人は 大胆不敵だとな !

『 アテナ』と 名付けられた子供も居たはずだ、 女神 アテナが 日本贔屓にほんびいきだったから許して貰えたが 普通、『神罰』が 下るぞ !

特に アテナは、『短気』だからな 。


買い物カゴ 🛒🛒二つ分程、買ったら 恭介と冬香が 『トートバッグ ? 』と言う物を取り出し 俺の『 宝 』を詰めてくれた。


店を出たら 堕天使の ハルルン達が迎えに来ており 俺の『宝』を受け取り 先に帰っていった。


義妹ユリリンが 気にいっているようだし 改めて 俺から『ギフト』を この二人に送ろうと思う。



【 茨城 恭介 茨城 冬香

この二人の『子供』に、『軍神 アレス 』の『加護 』を 与える 】


人間には 見えない『光』が 恭介と冬香を 包んだ



─── 二人の子供が 活躍(笑)する話は 、又 別の物語に成るだろう ───

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