第32話

[ミハエルside]


アテナ様 と エリス様は 『オリュンポス神話』の世界に帰って行った……………はずだった。



「「「「 ワーイ😆🎶✨ワーイ」」」」


「 なんで 帰ったはずの アテナ様 や エリス様が いるんですかぁー !

その上、元の お姿に戻ったはずなのに、 何でまた 幼女神に 戻っているんですかぁー ! 」


はぁ はぁ はぁ はぁ


思わず 叫んだ私は 悪くない………と 思う


「 それじゃがの アテナ様 や エリス様が 妾が寂しがると 思って『分体ぶんたい(分身体)』を 残してくれたのじゃ 」


「 分体 ? 何と無く予想できるのですが 一応 本神(本人)なんですよね 」


「 そうじゃ! ジパング風に言うと『分け御魂みたま』と いうやつじゃ

オリュンポスに 帰った 本体とは繋がっているから問題ないのじゃ


一緒に見た『太陽が導く異世界旅行』に出てくる『ドラゴン』が 『分体』を出せるなら 自分達も 出せるはずだ ! と 言っていたのじゃ 」



頭痛が痛い いや 頭が痛い !

せっかく静かになると思っていたのに ‼️



[アテナside]


私と エリスは オリュンポスに戻らなければいけなくなった。

やはり 長期の不在は出来ない…………しかし ユリリンあのアホを野放しにしとくのは危険だ。

なので エリスと話合って 文体を残していく事になった


いや、本体は こちらで オリュンポスに返した方が 分体です。

なにしろ本当に ユリリンは自由で 何を仕出かすかワカラナイからです。

決して 私達が ユリリン達と遊びたいからではありません。

念のため、お義母さま女神 ヘラ本当の事ユリリン達が心配だから本体が残る事

念話ねんわで 話たら ニヤニヤしながら了解してくれた。

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