第57話陸上ルート
[アテナside]
今、私達は 検問所に居るけど アレは いったい何なの !
仮にも 神官が 賄賂を求めるなんて 女神 メッサリーナの正義教は 本当に腐っているわね !
シンサン
「 だから 、なんで 国境で 権限もない『正義教 』が 通行料金を 取るんだよ !
小国家郡は 『 通行料金、関税 』などは 取らないはずだったよな 💢 」
神官 A
「 我ら正義教が 『法』なのだ ! 払わなければ『邪教徒 』の疑いで 異端審問にかけるために逮捕するぞ ! 」
神官 B
「 まあ、 そうなったら 十中八九有罪で『 火あぶり』だけどな(笑) 」
神官 C、D、E、F
「「「「 ヒャッハハハハハハハ 」」」」
下品、 あまりにも下品だわ。 まるで中世ヨーロッパの『 聖書 』の神を信仰していた某宗教並みに『腐敗』しているわね
????
「 どうした ? 何を騒いでいるのだ ! 」
豪家な鎧兜を着た『 ピンク頭の女騎士 』が 着たけど 『魂』が 『腐敗』しているわね
神官 B
「 これは これは 神殿騎士団 団長 エスニック様 本日も お美しい 。
実は この者達が 『通行料金』を 出し渋りを しているのです。 」
エスニック
「 それは いかんな。 女神 メッサリーナ に対して感謝していないのかな ?
よもや 偽女神 エリリン の『友愛教徒』では あるまいな 」
クリス
「 貴女方は 何を言っているのか解っているのか ? 『信仰の自由』は 伝説の勇者 オレガノ が 決めた事は この大陸では 知らないはずは ないだろう ! 」
エスニック
「 我らが 法王 ユダ 様が お決めになった事だ ! 払わなければ 逮捕して処刑するぞ ! 」
酷い、ひどすぎるな。 私が 飽きれていると 普段 大人しい エリリンが怒っていた
エリリン
「 メッサリーナの信者は ひどすぎるよ ! だいたい
アテナ
「 エリリン、 落ち着きなさい。 こう言う時こそ『 冷静沈着(れいせいちんちゃく ) 』な行動を しないと いけないわ。
『 短気は 損気よ 』 」
────そんな やり取りを知らずに エスニックは 『禁句 』を言ってしまった─────
エスニック
「 『女神より 美しい 』と言われた『髪と
🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥💢💢💢💢💢💢💢💢🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥
アテナ
「🔥💢🔥💢🔥💢🔥💢 愚かなヒト族よ !『神罰 』を与える ! 🔥💢🔥💢🔥💢🔥💢」
エスニックが 急に苦しみ出した
ピンクブロンドの髪が 『蛇』に変化し始め 顔も『爬虫類』に変化し始めた。
そう、地球での 伝説で伝わる『 メデューサ 』のように成ってしまった。
神官達
「「「「「「
ヒイィィ 化け物だぁ~ !
」」」」」」
その声に 振り向いた エスニックと『目』が 合った神官達は 次々と 石化していった
エリリン
「 『フリージング ・ コフィン 』 皆、 目を合わせては 駄目なの!
私が 封印するまで 下がっているの! 」
茜、薊、クリス、シンサン 達は エリリンの『指示』に素直に従った
─── 一応 女神だけのことは あるのである ────
やがて、石の彫像と化した神官達 と 溶ける事がない『氷の棺』に封印された 『 化け物と化した エスニック 』を残して その場を 逃げてしまった
エリリンが ソッと 耳打ちしてくれた。 こう言う時は
アテナ、エリリン
「「 失敗しちゃた 、 テヘッ😜😝 !!」」
茜、薊、クリス、シンサン
「「「「 …………………………それで 誤魔化したつもりかぁーーー ! 」」」」
バレてぇ~ら ?
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