第14話王国騎士 ③
気絶した 王国騎士達を 見て
女性騎士の リーダーらしき騎士が出てきた
「これは 一体なにごとだ !
この状況を 誰か説明してほしい 」
そうすると 何人かの女性騎士達が 王都民に事情聴取を始めた
やがて 情報を聞いた リーダーが 私達の元にやって来た
「 失礼する 私は 王国騎士団 朱雀隊 第二小隊 隊長 クリスティーナ=マルゲリータ だ
このたびは 王国騎士団が迷惑をかけてしまい 申し訳ありません
この者達は 私達が責任を もって 連行して 処罰してもらいます
そして 勇者様に お願いいたします
私を あなた様の パーティーに 入れて貰えないでしょうか ?
私の職業は『聖騎士(クルセイダー)』です。 お役に 立ちますので どうかお願いいたします」
片膝をつき 頭をさげた クリスティーナに王子が
「 俺様 一人では決められない 皆で相談するから少し 待っていてほしい」
「はい ! わかりました それでは 決まりましたらお声を かけてください」
そう言って 仲間の所に 戻っていった
相談した結果 パーティーに入って貰うことになった
茜が 聞きたいことがあるようなので茜に任すことにした
「クリスティーナさ~ん !こちらにきてくださ~い」
クリスティーナが 小走りでやって来た
「 決まりましたか ?」
不安そうに聞いて来た
「 うん ! 皆で 話合った結果 採用ということになったよ よっかたね クリスティーナさん」
「 はい ありがとうございます
誠心誠意 つかえさせてもらいます
後 私のことは 『クリス』と 御呼び下さい」
真面目な人だなー
「なら 私のことは『アカネ』とよんでね !
後 質問が 有るんだけど聞いていいかな?」
「はい アカネ様 私に答えられる事でよろしければ何なりとご質問下さい 」
「 聖騎士(クルセイダー)だと 言っていたけど硬いだけが 取り柄で 攻撃が当たらない……なんてことは あるのかなー ? 」
「聖騎士は 確かに防御力は高いですが 攻撃が当たらない と言うのは 聞いた事が ありません。もちろん 私の攻撃の命中率は 高いほうです。 攻撃が 当たらない聖騎士が 存在するのですか ?」
クリスが けげんな顔をしている
「 いや~ 私が 昔見た物語に 出てきたので 聞いただけだから きにしないでね 」
茜が 笑って 誤魔化そうとしている。
「 硬いだけが取り柄で 攻撃が当たらない……俺様のことだよなぁ~ 茜 」
王子が 拗ねている…………………………カワイイなぁ
「 ゴメン ゴメン ゆるしてね 、王子 ………テヘッ」
茜は 笑って誤魔化した
王子も 本気では 気にしてはいないようだ
話が進まないので 私(葵)が聞いた
「それで クリスはすぐに合流できるの ?
私達は 主発するつもりだけど 」
そうすると クリスが心苦しそうに
「 申し訳ありません。
私の準備もですが 皆様にも 連中(パスタ三騎士達)のことで 聞かなければならないことがあるので数日 お時間を 下さい
もちろん 滞在の費用は 騎士団で もちます
お願いいたします 聞いて頂ければありがたいのですが」
「 わかりました 茜、薊、王子、 それでいいよね。 クリスは仲間になるんだし 彼女の顔をたてましょう」
三人とも 了承したので 数日後には出発することにしたのだった。
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