第11話王都からの旅立ち


「 王城の 馬鹿共が ! 安くしてやるから 俺の所で武器 と 防具を 揃えな !」


武器屋の親父さんが ツンデレ発言をした

なので遠慮なく好意に 乗ることにした


私(葵)用に片手剣を 一つ


茜 用に 片手剣を 二つ(二刀流)


薊 用に カイザーナックルを 二つ レッグアーマーを 二つ 王子 用に 大盾を 一つ ダガー を一つ


「 葵、 小盾でも 装備した方が良くないか ? 」

王子が 心配そうに言った


普段 自分の事を『俺様』なんて 尊大な 振りをしているけど 意外と優しい 奴なんだよね


「 スピードを 重視しているから 寧ろ邪魔なのよ、時々 左手に スイッチすることがあるしね 」


王子に 説明したら 複雑な顔をしていた




茜は 某アニメの影響のせいか いつの頃からか二刀流になっていた

「 私に 二本目の剣を抜かして 立っていた奴はいない…………なんて 言って見たいよね 」


茜は 時々 訳の解らないことを言う



「 私は 武闘士だから これでいい 」


何気に 薊の装備が 一番高かった


「 盾は いいが ダガーを持っても 俺様の攻撃は当たらないんだが ? 」


王子が 遠慮している まだ 気にしているのかな ?


「 ダガーは 念のため…………あとは 当たるように練習しなさいな ! 」




親父さんは かなり負けてくれた上に 古い荷馬車まで貸してくれた


「 荷馬車を 貸してくれるのは 有難いけど 馬 も ロバも 宛がないんだけど ?」


私が 聞いたら 『タマ』を指差して


「 その大きな ホワイトウルフに 引かせればいいだろう」


親父さんが言うと 『任せろ』と言う顔で タマが「バウッ」 と吠えた




天使から 又 メールがきた

内容は 駄女神が、いまだに 出てこないので

『聖剣』などが 渡せない事による謝罪


変わりに キャンプ用品 と 王子に たいして生活魔法をくれた


そして 『ジパング』の調味料 と 食糧を アイテムBoxに 送ると 書いてあった



よっ 良かった イマイチだったのよね この世界の料理 不味くは無いんだけど なにか 物足りないのよね




明日、出発しよう 日が昇るときに












そう 思っていたのに 数人の騎士達が 門で まちかまえていた



騎士の一人が 前に出て来た

「 私は 王国騎士団 青龍隊 第七小隊 隊長 デューク=ペペロンチーノ です 勇者様の 護衛に 就くことを お許しください」



せっかく 気楽に旅をしようとしたのに 余計なことをしてくれたな


私は 腹をて つい睨んでしまった

「必要ありません 私達だけで 充分です 」

つい イラついて 言ってしまった


「 おい おい せっかく隊長が 護衛を申し込んだのにそれはないんじゃないか


そこの 見習い勇者様に 変わって 守ってやると言っているんだ ありがたく 聞いとけよ ! 」

いかにも貴族の 三男、四男あたりの チャラチャラした騎士が 絡んできた


「 そうだぜ ! 俺達が 守ってやるんだ

騎士様に 感謝しな !」



「 よさないか ギルバート ポール 見習いとはいえ勇者様に 失礼だぞ 」

隊長とか名乗った男が ニヤニヤしながら いっている



「 騎士とも あろう者が 名乗るのを わすれたな俺は ギルバート=アラビアータだ」


「 俺は ポール =カルボナーラだ そんな 冴えない見習い勇者より 俺達の所にこいよ グッヘへへ」



ジパングの男の子達と 違って 肉食ね だけど下品だわ



「 おい ! 黙っていないで なんとか言えよ 」

名前を名乗りもしない騎士が 文句をつけ 薊の肩を掴もうとしたら 空かさず薊に 殴り飛ばされていた


壁に 叩きつけられらて 気絶した

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