応援コメント

第23話 事故現場」への応援コメント


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     内容をよく覚えていないのに、受けた衝撃の後味だけ残っている映画『裸のランチ』を思い出しました。
     麻薬(私は魔薬と呼びたい)などによるバッドトリップを表現しようとすると、その不条理さゆえに、ただのデタラメな物事の羅列にしか見えない場合もあるのですが、当の本人だけにわかる一本の筋道が通っているもの。

     ヤバさ加減が足りないと軽い幻覚だし、崩壊し過ぎると誰にも理解不能になってしまうので、匙加減が難しいトリップモノですが、さすが御作はヤッていない私にでも(笑)そのトリップ感に浸れる、まさに悪夢のシンドロームですね(・∀・;)
     バランスが流石です。

     思ったより壊れていたシンイチが、哀れと共になんだか怖いのですが……。
     いや、まだ先がありましたね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    映画『裸のランチ』、私も好きなのですが、びっくりするぐらい内容が残らないんですよね。衝撃的なシーンのいくつかが強烈に焼き付いているだけ。それでもかなり後に原作を読んだ時には「ちがう……こんな話ではなかった」と思いました。映画ではかなりのびのびと監督の想像の翼が広げられているようですね。

    クローネンバーグ監督は『イグジステンズ』も好きです。ホラー映画が苦手なくせに怖いもの見たさが抑えられない時の自分がぎりぎり耐えられる感じのグロテスクさで(ただし鑑賞は日中に限ります)。

    シンイチは……そうですね、これからまだもう少しあります。