第40話永田町 鷹尾 の 欲望 ③


[乱歩鵜side]


「 流石だな、らんぽう。 こんなに早く、 茨城 恭介 を連れて来るなんて、 ボクチャマの 懐刀だけはあるな。後は 女達だけど どうなっている ? 」


嫌らしく笑う姿を見て 少し『茨城 恭介』に同情した。


「 はい 鷹尾様、 女達は 『 茨城 恭介』が いる限り向こうから くるでしょう。

安心して お待ちください」


俺は うやうやしく 答えた。


「 そうか それは楽しみだ ! グッヘへへ」



さて 女達( 化け物達)が くる前に俺は逃げるとするか。



お坊っちゃん。

元 ・雇い主だから せいぜい 死なないことを祈るよ。


じゃあな アバヨ !!



[乱歩鵜side 終わり]


その頃、埼玉 舞は 合流した埼玉 美衣と共に

肉食女子達を 撲滅していた。



流石の 肉食女子達も 悪鬼羅刹あっきらせつと 化した二人に、なすすべなく素直に恭介の居場所を教えていた。



二人が 恭介を 助けに行こうとした時


「 『虞』は 恭介は 無事 ! 九州に帰ったら 呼んでないと言われて急いで帰って来たけど………遅かったようね 私も いくわ !

私を だまして 恭介を拐うなんて絶対に許せない !」


三人は教えられた屋敷の前にいた。


『 永田町』


確か、 大統領の側近の一人だったはず

だけど 私達には 関係ない。


もし 恭介に手を出していたら……殺す !

姫子さんを 先頭に 殴りこんだ。


SPやら 黒服などが いたけど 悪鬼と 化した姫子さんの敵では なかった。

屋敷の中でも 同じで 姫子さんが まさに無双 していた。


姫子さんに 脅えていた黒服の一人に やさしく『 お·は·な·し』をしたら素直に 教えてくれた。


「 グッヘへへ 可愛いなぁ 男の娘 ボクチャマのものだぁ~ 」



恭介が 今にも 襲われそうになった時


バーーーン と 扉が 開かれた !



恭介を 襲いかかりそうに なっている 鷹尾


涙目で 少し 震えている お姫様の服を着せられた、恭介。


それを 見て 一瞬 硬直した 姫子、舞、美衣


その時 時間が 止まった気がした。


何が あったかは 覚えていない 思い出してはいけない。


そこには 生きているのが 不思議なほど

ぼろぼろの雑巾の様になった 永田町 鷹尾の姿があった?



その後 彼女達に保護され 家にかえった

僕の お姫様の 姿を見て キャーキャー 言いながら、写真を 撮りまくり 彼女達の 昔の服を何度も着せ代え、させられ 写真を撮りまくられた。



頼むから 他の人には見せないでほしいと おもったが、他の幼馴染み達で 共有されていた。


僕 泣いてもいいよね !











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