第39話永田町 鷹尾 の 欲望 ②


その日 恭介の 幼馴染み達は ほとんど 出かけていた。


福岡 姫子は 実家から呼び出されて九州に帰り、他の 幼馴染み達も 関西ときめき学園の 事件の為、『名 持ち』の代表として大阪に遠征していた。



現在、恭介の護衛は舞 と美衣の二人だけである 。



下校時刻になり三人で帰るときになった。


ピン ポン パン ポン


『 埼玉 美衣さん 生活指導の 大蔵先生が 御呼びです。 至急 生活指導室 まで きてください 』



「 舞ちゃん 。 悪いけど恭介のことを頼む

用事が すみ次第 合流するから よろしく ! 」



言うと 凄いスピードで 校舎に 向かった







「 役得ですね 恭介と 手を繋いで帰るなんて 久しぶりだわ 」

舞ちゃんが 嬉しそうに 笑っている。

僕も つられて 笑っていた。




[乱歩鵜side]


策を使って 化け物達を引き離した。


埼玉 舞の得物は『弓矢』


数の暴力で 押し切れるはずだ。


埼玉 美衣の方は買収した大蔵が出来るだけ 引き伸ばすなずだ。


なにせ 引き伸ばした時間だけ 報酬がふえるんだ、 せいぜい 頑張って貰おう。




[乱歩鵜side 終わり]



いつの間にか 囲まれている !

私と したことが 恭介と手を繋いでいて浮かれすぎてしまいました。




肉食女子の 群れ 群れ 群れ 群れ 群れ 群れ



くっ 矢が足りない








こうなったら 恭介だけでも 護らないと………

私が 覚悟を 決めた時、


「 舞ちゃん 、 ありがとう。 君は 僕が護るよ」


恭介が優しく微笑んで言った。



あぁ 、貴方は やっぱり私の『ヒーロー』なのですね。

私は 涙が 止まらなかった。



「 舞ちゃんには 手を出さないでください

目的は 僕なんでしょう。

大人しく 着いていきますから 彼女の安全を 守って下さい」



肉食女子に 抑えれてる私を 優しく見ながら恭介は 連れていかれた。



必ず 必ず 救い出すから、 どうか 無事でいてね。

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