第6話 心配しないで、大丈夫。

リビングのソファーに座って考える。


そろそろバイトしたい。


前もお母さんに頼んだけどお母さんは…


『ダメだよ!危ないから!』


もう。私何歳だと思ってるの…


一応お母さんが月に5000円お小遣いくれるけど、お母さんには好きな物買って欲しい。

いつも私の事一番に考えてお母さん好きな事出来てないから…せめて私も少し稼ぎたい。


よし…


「あのさぁ…お母さん?」


「んー?」


ご飯を作りながら返事をする。


「あのね、バイトしたいんだけど…」


「…だめよ。」


やっぱり…


「もう高校2年生だよ?そういう事も経験したいよ…」


「行ってる途中、帰り道で事故にあったらどうするの?お金が足りないならもっとお小遣いあげるから…」


「そういう事じゃなくて!」


「ちゃんと車には気をつけるし…」

お願いします…と言うと、


「そうよね…分かってるわ。

心配しすぎよね…分かった。バイトいいわよ。その代わり、本当に気をつけるのよ?」


! やったぁ!


「うん!ありがとう!」


そう言うとお母さんは微笑んだ。


やっぱり心配かけてたんだな…


でもしっかり気をつけるし、、大丈夫!


コンビニのバイトにでも面接に行こう。


しばらくすると


「ご飯できたよ。」


「はーい!」


2人でご飯を食べる時はいつもテレビの話やいろいろ話してる。


「ご馳走様!」


20分ほどして食べ終わり、部屋に行く。


バイトの場所決めなくちゃ。


部屋に入って鞄からスマホを取り出すと

LINEが1件来ていた。


誰からだろう…


先輩だ。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

じゃあ明日8時に迎えに行くね!



了解です。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


よし。8時…15分に出てるのに8時に間に合うんですか…


その後バイトの面接が決まった。

明日の4時半か…授業終わったらすぐ帰らなきゃかな…


今何時だろ…9時か。


お風呂行こっと




お風呂から上がってスキンケアが終わった頃には10時になっていた。


浸かりすぎた…


宿題も終わってないし…

やるか…



終わった頃には11時を回っていた。


今日の宿題難しすぎ…


今日中に終わってよかった…


そろそろ寝なきゃ…


ベッドに入り目を瞑ると


すぐに夢の中へ入っていった。


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