第241話 ヤマトの受難5
自信ありげな顔で俺を見つめるリズに対してハッキリと伝える。
「夜迦は間に合ってますので‥。
ごめんなさい。」
軽く頭を下げる。
まさか断られるとは思ってなかったのかリズはショックを受けていた。
隣のシオンも夜迦などする気も無かったが、断られた事でプライドが大きく傷ついたようだった。
「何が不満ですか!」
リズが叫ぶ!
「この私を断るなんて‥。
ありえない!!」
シオンも叫ぶ。
「いくら騒ごうと夜迦は必要ないので‥。
それよりも君達の今後についてだけど‥。」
このままだと話が長くなりそうだったので別の話題で誤魔化す事にする。
「何もさせないのも問題あるから、執事さんの下でメイドでもやってよ。」
深い考えがあるわけもなく、思いついてことを口にする。
!!!!
シオンとリズに以上にショックを受けていたのが執事さんだった。
「まさか、この私にポンコツを預けるとは‥。
それは極秘裏にこの2人を始末しろって事でしょうか?」
執事さんがマジな顔で尋ねてくる。
「え?
始末とかしなくていいからね。
普通に家事を教えてあげて。」
俺の言葉に執事さんは怒り出すのであった。
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