第238話 ヤマトの受難2
転移してきたシオンとリズは突然大声で叫び出す。
「「おはようからおやすみまで、ご用とあらば何処へでも。
下の世話から夜伽まで。
経験はないですが、ご奉仕します!」」
何ですかそのセリフは?
その場にいた全員が固まってしまう。
「ふっ。」
執事さんが珍しく笑っている。
どうしてくれるのこの雰囲気‥。
とりあえず話しかける事に。
「2人とも、どうしたの?
何か用?
あと、その変なセリフは何?」
シオンとリズは今になって恥ずかしくなったのか顔を赤くしてる。
「これはソコの執事に教えられたから‥。」
シオンが執事さんを睨みつける。
執事さんは何のこと?的な顔でシオン達を見返している。
きっと執事さんの差金だと思うがスルーする事にした。
「で、何かあったの?」
2人に尋ねてみるが、なかなか切り出してくれない。
「我々も暇じゃないんだ。
用がないなら帰ってくれ!」
イライラしたのか魔王さんが一喝する。
「いや‥
実は今の仕事が本当にやりたいのか悩んでいてな‥。
本当にやりたい仕事を探そうかと‥。」
いや、魔導士が天職では?
何、その最近の新入社員が辞める時に言うような理由は!!
モジモジする2人に疑惑の目を向けるのであった。
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