第237話 ヤマトの受難1

 青魔道士であるヤマトは奥の手である「ちからため」を封印され、失意のどん底にあった。


「そんなに気を落とすな。

 お前には我々がついている。」 


男前な魔王様。


「私はずっと側にいるから‥。

 お風呂だろうがトイレであろうが‥。」


不安な事を言う冥王様。


「まぁ、何とかなるよ。」


いつも前向きなモニカ。


「‥‥‥‥。」


何もないのかよ!

獣王は特に慰めてくれなかった。


「そろそろ私の故郷に向かいませんか?」


あっ、封印の事をすっかり忘れてたよ。

そろそろ向かいますから心配しないで下さいウミさん。


「ヤマトさんが無茶するからですよ。

 今後は自重しないと‥。」


ここで慰めではなく注意をしてくれるネロさん。


「何者かが、転移して来ます。」


俺の事とは関係のない話をする執事さん。


それから数秒後、床に魔法陣が浮き上がってくる。


また何かに巻き込まれるのかなぁと思っていると見知った人物たちが転移してくるのであった。


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