第236話 シオン、リズの受難5
シオンside ******
「あ〜どうしたらいいの?
今日の宿屋代すらないって‥。
詰んだ!
私達の人生詰みだ!」
あっ、親友の心が壊れてしまった。
「あ〜どこかに私達を養ってくれるお金持ちいないかな?
大きな屋敷に住んでて‥。
見た目も良くて‥。
私達ふたりだけだと束縛されそうだから他にも奥さんがいて、ハーレム主人公みたいで‥。
あとは少し謎があるような人、いないかなぁ‥‥‥。」
!!!
「あれ?
今の条件にマッチした人を最近見てような‥。」
親友も同じタイミングで何かに気がついたようだ。
「あっ、シオンも気づいた?
私も1人だけ思いついた人がいる。
ビビってきた。」
たぶん同じ人物を思いついたようだ。
「だったら、なる早でお願いしてみよう。」
そういうとリズはポケットから見慣れない魔道具を取り出した。
それは例の執事様から頂いた連絡用の魔道具だった。
手のひらサイズの魔道具に魔力を込めてキーワードを叫ぶと連絡が取れるらしい。
私はリズの魔道具に手を乗せて魔力を流し込む。
そして2人でキーワードを叫ぶのであった。
次回
ヤマトの受難
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます