第223話 見学3
「先程のミサイルは例の大岩を狙ったようです。」
執事の言葉に全員が固まってしまう。
「いや、アソコまでどれだけの距離があると思ってるのか?
無理だ!」
珍しく魔王が動揺していた。
「それが、届いたようです。
フフフフ
これは少々まずい事になるかもですね‥。」
執事は笑っていたが目は真剣なままであった。
海王は喜んでいたが、他のメンバーは気持ちが沈んでいる。
ヤマトの力が他の王達に知られると争いになる事がわかっていたからだ。
海王以外が心配しているとヤマトはさらに余計な事をしでかす。
何かを呟くと、またミサイルを発射する。
「『ちからため』のようですね。」
執事がヤマトの口の動きを見て使った魔法を言い当てる。
ミサイルが爆発を起こす。
!!!!
今まで見てきた爆発とは規模が違っていた。
威力が上がっている。
「おい、マズイぞ!!」
魔王が焦り出すのであった。
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