第222話 見学2

ヤマトのミサイルに驚愕する海王。


「まさか‥

 こんなに凄いとは‥。」


えぐれた地面がその威力を物語っている。


海王以外は何度か見た事があったので驚きはしなかった。


「一度受けてみたい‥。」


獣王がとんでもないことを呟いている。


そんな中、ヤマトが2発目を発射する。


ミサイルは1発目より遠くに着弾し同じように地面をえぐりとる。


「先程より遠くに飛んでいる‥。」


海王が驚いている横で他のメンバーも2発目に驚かされていた。


「1発目と同じ威力とは‥。」


珍しく執事も驚いている。


隠れて見学をしているメンバー達をよそにヤマトは次の検証を始めていた。


目をつぶってミサイルを放つ。


3発目は上空に飛んでいくと見えなくなってしまった。


「失敗?」


海王達は失敗したかと思っていたが、執事はミサイルの気配がわかるので失敗とは思っていなかった。


それから数分後、執事が突然笑い出す。


「ホッホッホッ。

 なるほど‥。

 こんな事まで出来るとは‥。」


その後の執事の説明で全員が驚かされるのであった。

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