第172話 ウミ

ツノを生やした美少女が目の前に現れた。


本人は普通を装っているが、魔王などの強者と過ごしてきたヤマトには目の前の美少女がとんでもなく強いのがわかった。


まさか‥また王じゃないよね?

(その予想は当たりであった。)


美少女が話し掛けてくる。


「ごめんなさい、ちょっと人を探してて‥。」


あっ、嫌な予感がする。


「あ、あの‥貴女は?」


「あっ、ごめんなさい。

 私は海王じゃなかった‥‥ウミと言います。

 一般人です!」


今、海王って言ってよね?


あー、絶対に関わったらダメなやつだ。


何が一般人だよ!!


ヨシ!関わらないようにしよう。


「あっ、私はココに来たばかりなので何も知りません!」


俺は逃げ出すようにその場を離れようとするがウミさんに腕を掴まれる。


「えっ?」


さっきまで離れていたのに‥。


海王の凄さに驚くのであった。

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