第171話 出会う
「今日は皆が忙しいので、ヤマト様は何か軽めの依頼でも受けてきて下さい。」
執事さんに体よく家から追い出されてしまう。
大岩の事でアレコレ悩みたくなかったので依頼を受ける事にする。
「何か手頃な依頼はないですか?」
大岩の件でバタバタしている受付嬢を捕まえて聞いてみる。
捕まった受付嬢が露骨に面倒臭そうな顔になっていた。
「コレなんてどうですか?」
半分投げやりに渡された依頼者を見ると調査隊が来る前に付近のザコ敵の討伐の内容だった。
正直、調査隊には関わりたくなかったがわりかし金額が高かったので渋々受ける事にする。
受付嬢に依頼を受ける事を伝えて、冒険者ギルドを後にする。
とりあえず大岩の周りの敵を探して回るが何も見つからない。
暇なので大岩だった物を改めて観察する事にする。
すると俺が壊した時になかった血の跡やらを見つけてしまう。
これは冥王さんが偽装工作をしたことを悟った。
ヨシ、気持ちを切り替えよう。
その後も大岩の周りを探し回るが何も見つからず、帰ろうとした時にそれは起こった。
「ちょっと聞きたい事があるんだけど‥。」
そこには頭からツノを生やした美少女が立っていたのであった。
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