第170話 幕間 内緒話4
海王がサンマルを目指している頃、魔族領では‥
「ほら、もっと撃ってこい!」
獣王が楽しんでいたがヤマトは倒れてしまう。
執事、魔王、冥王、獣王と立て続けに戦っていたのでヤマトはMPが枯渇していた。
「だらしないなぁ‥。」
倒れたヤマトに獣王が声をかけるが気を失ったヤマトの耳には聞こえていなかった。
ネロがヤマトを休ませている時、執事が口を開く。
「それにしてもミサイルは有能ですね。
威力も速さもあって、しかも神々が施した結界を容易く壊せる。」
執事は感心してた。
「うーん、結界が壊せるという事はあの海の底にある大岩も壊せる可能性があるのか‥。
ヤバイな。
海王あたりが目の色を変えて飛び込んで来そうだな。」
魔王は渋い表情をしていた。
「たしか他にも大岩はあるはず‥。
他の王にも気がつかれるかも。」
冥王の表情も冴えなかった。
「これ以上の破壊は神々にヤマト様のことがバレるかもしれません。」
執事の表情もかなり険しくなった。
「荒れますね。」
執事の言葉を否定する者はこの場にはいなかった。
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