第166話 手合わせ2
爆煙が晴れるとそこには服がズタボロになった執事さんが立っていた。
破れた服の隙間から血が見えている。
「まさかここまでとは‥。
ふふふ‥。
面白いですね。
さぁ、闘いましょう!」
執事さんの目の色が変わったように見えた。
あっ、コレはダメなやつだ。
誰も闘うなんて言ってないよ。
すると何処からか声が聞こえる。
「落ち着きなさい。」
あっ、魔王様の声だとわかった。
執事さんも魔王様の声を聞いてため息をつくといつもの冷静沈着な顔に戻る。
良かった。
さすが魔王様!
「今度は私の番よ!」
魔王様!!
アンタもかよ!
「さぁ、ヤマト!
私にも打ってきて!」
魔王様がカモンって感じで挑発してくる。
はぁ、気乗りしないがミサイルを撃たないと終わりそうにないようだ。
ふと何かの気配を感じる。
不思議に思いながら気配のする方を見るとそこには心配そうに俺を見つめる冥王さんと次は私だと言わんばかりに目をギラギラさせる獣王がいたのであった。
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