第162話 幕間 内緒話1
深夜まで続いた祝宴は終わり、ヤマトはモニカとネロに捕まって寝室へと連れられていった。
モニカはご無沙汰だったので執事さんが好意でくれた媚薬でヤマトを寝かせないつもりだ。
さらにネロは魔王達に遠慮していたのでもっとご無沙汰になってしまい、今日は燃えていた。
三人が激しい運動中に魔王達は祝宴を続けていた。
「まさかあの大岩を砕くとは‥。」
魔王がお酒をチビチビ呑みながら口を開いた。
「俺も試した事あるけど、結界が邪魔をして傷すらつけられなかったよ。」
獣王はお酒が呑めないのでミルクを呑んでいる。
「私も駄目でした‥。
あの結界は人間が作れるレベルではありませんね。
きっと神界が絡んでるいると思います。」
執事が魔王の目の前で酒を呑んでいる。
その時、魔王は内心驚いていた。
昔から執事と付き合いがあるが、彼が楽しそうにしているのを初めて見ている。
「そんな大岩を壊すなんて‥。
さすがヤマト!!」
冥王はお酒に酔うことがないらしくてグビグビ呑んでいる。
「もしかしてヤマトって凄いヤツなの?」
魔王が真顔になって執事に質問をぶつけたのであった。
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