第97話 乱入
超簡素な自己紹介が終わると、とりあえずお風呂に入ることになった。
一瞬だけ混浴を期待したが、当たり前だけど男性と女性で別れていた。
うん、そりゃそうだ‥。
全然悔しくないよ。
冥王は入るのに渋ったが、モニカが強引に手を引いてお風呂に連れて行ってしまう。
あの娘、すげー!
冥王を連れて行ったよ!
魔王様達もその後をついて行ったようだ。
俺は一人寂しくお風呂に入ることにした。
かなり広い大理石のお風呂で、ライオンみたいな動物の口からお湯が湧き出ていた。
何でライオンみたいかと言うと、翼が生えてて顔も複数あったのでライオンではなかったからである。
「あ〜いい湯だ!」
湯船に浸かると思わず独り言を呟いてしまった。
浴槽が広いので足を伸ばせるので極楽だ。
お風呂に浸かってのんびりしていると扉が開く音が聞こえる。
え?誰か乱入してきたの?
すると聞き覚えのある声が響いてくる。
「お背中、流しますよ。」
少しだけ期待していると、全裸の執事さんが入ってくるのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます