第66話 助っ人
『ちからため』からの『すてみ』が空を切って壁に激突してしまう。
避けられるとは思わなかったので受け身も取れなかったので額を切って血だらけになってしまう。
「あなた馬鹿ですか?幽霊に物理攻撃が効くわけないでしょ。」
メイドの幽霊が大笑いで馬鹿にしてくる。
くそっ、魔王様が普通にベアークローしてるから触れるものだと勘違いしてしまった。
マズイ、このままだとやられてしまう‥。
魔王様とネロさんが今にでも飛び掛かってきそうな勢いでメイドの幽霊を睨みつける。
「だから盟約があるでしょ?それとも冥王軍と魔王軍で戦争しますか?」
メイドの幽霊が魔王様達が手を出してこない事が分かっているので薄ら笑いを浮かべて煽ってくる。
「さて、そろそろ止めをさしましょうかね。貴方のせいで私の部下が居なくなってしまいましたよ。とりあえず貴方を殺したら死霊騎士にしてあげます。では、さようなら。」
メイドの幽霊が手の爪を伸ばし、手を振り上げる。
その時、突然扉が開きあの男が入ってくる。
「なかなか良い屋敷じゃないですか。おや、お客様ですか?」
最強の執事さんであった。
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